もう有線LANは不要になる? 使い放題の定額制モバイル通信サービス「SoftBank Air」の激震度
有線での通信は、モバイル通信に比べて高速だが、導入に工事が必要なケースもあり、手続きも面倒だ。
たとえば、マンションやアパートのような集合住宅の場合は、ほかの居住者の同意が必要であったり、戸建ての場合は、選べるプロバイダの回線が制限されたりすることも多い。
ところが、最近は、スマホなどで使われているモバイル通信に切り換える人が増えてきている。
理由は、モバイル通信は、工事の手間や手続きが不要で、通信速度が劇的に速くなってきたからだ。
こうした動きを受けて、2015年12月以降に提供を開始する「SoftBank Air」に注目が集まっている。
■高速通信で導入しやすい
これまでの家庭用のインターネット回線というと、光ファイバー通信FTTH(※)が主流だった。
何と言っても理論値で下り100Mbps (※2)の高速な通信が利用できるからだ。
※ FTTH 光ファイバーによる家庭向けのデータ通信サービス
※2 最大2Gbps(理論値)を提供するプロバイダもある
ところが、最新のモバイルデータ通信が高速化してきたことで、状況が大きく変わってきたのだ。
今では、モバイルデータ通信でも、FTTHと同じくらい高速なインターネット環境を提供できるようになった。
しかし、モバイル通信を家庭のインターネット利用で使うには、問題もあった。
・高速なモバイルデータ通信は、月のパケット使用量が制限される。
・モバイル通信の機種によっては、有線LANが使えないものがある
たとえば、有線LANしか対応していないテレビなどが接続できない。
「SoftBank Air」は、こうしたモバイル通信の問題点を解消した点が、大きな注目を浴びているのだ。
固定の有線インターネットと無線のモバイル通信のよいところを合わせたサービスになっている。
・高速通信
下り最大261Mbps(理論値)での高速インターネットが利用できる
・通信量の制限なし
月のパケット使用量の制限がない定額制サービス
・工事が不要
高性能アンテナを搭載した宅内機器を電源に繋ぐだけで利用できる
今後、他社からも同じようなサービスが提供されてくる可能性は十分にある。
新たな高速インターネット時代が始まろうとしているのかもしれない。
ITライフハック 関口哲司
