食器洗い乾燥機の普及率が1位となった奈良県は、「新しいものに対する抵抗がほとんどない県民性。世帯あたりの預貯金額が全国的に見ても高いことも一因ではありますが、買い物上手、やりくり上手な人が多いことも特長です」という。

 香川県は、「現実的な考え方で経済観念が発達しているだけに、生活も堅実。女子教育が盛んだった県ですので、女性が何事にも積極的で自立志向も強い傾向にあります。男女ともプライドが高いことで、見栄っ張りという要素も一部影響して普及率が高い結果になっているのでは」としている。

 広島県は、「西のエリアの中でも特に新しいもの好き。また、買い物に対して金額面にうるさく言わない県でもあります。世帯あたりの所得や預貯金額は全国平均程度ですが、ほしいものに対しては抵抗なくお金を使う、投資をする県だといえるでしょう」と解説している。

 反対に、東エリアは、非常に保守的な傾向があるという。一度起こったことや感じたことに対しての執着心も強い傾向にあるため、「ネガティブなイメージを持たれてしまうと、それが簡単に払拭されないことが多い。食器洗い乾燥機であれば、『大きい』、『高い』などのイメージが一度ついてしまっていて、そこから抜け出せていない状況も考えられます」としている。

 なお、東京都をはじめ首都圏の普及率が低いことについて、「東京都は共働きの家庭が全国的に見ても少なく、専業主婦が多い。専業主婦だから時間がある、だから手洗いでという固定観念が持たれ続けている可能性も垣間見えます。ただ、首都圏は新しいものが集まる、新しいものへの受容性が高いエリアです。男性と女性の家事分担をスムーズにしうる便利家電として、食器洗い乾燥機の需要は高まっていくと考えられます」と語っている。

 調査を実施したパナソニックは、コンパクトなスペースで設置ができ、静音、節水・節電、そして洗浄力を兼ね備えた、卓上食器洗い乾燥機を様々に取りそろえている。静音化設計のファミリータイプ(約6人分45点が入る)の卓上食器洗い乾燥機として新製品「NP-TR8」も発売した。(編集担当:風間浩)