殺人など凶悪な事件の刑事裁判で争点となる「被告の責任能力の有無」。そのため、精神鑑定は“法廷戦略”として、検察側、弁護側、それぞれが取り入れており、量刑を左右する重要な証拠となる。しかし、あまりにも杜撰な実態があることを専門家が明かす。前編記事『裁判に勝つための「精神鑑定」があった…鑑定医が「殺人犯を心神喪失にしない」と話す意外な理由』に引き続き精神科医の岩波明氏に聞いた。少しでも刑を軽くしたい弁