4月から新年度がスタートする。2026年春闘の第1次集計(3月23日時点)によれば、回答を得た企業の賃上げ率は5.26%に達し、3年連続で5%台という歴史的な高水準を維持している。一方で、家計を直撃する物価上昇も止まらない。コアCPI(生鮮食品を除く消費者物価指数)は前年比3%前後の上昇が続いており、日本銀行が掲げる2%の物価目標を一貫して上回る状況だ。名目賃金(物価変動を考慮しない額面通りの賃金)は着実に伸びているもの