同じExcelでもこんなに違う! iPadとiPhone、Windows,Macのセル内改行のやり方を調べてみた

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Excelには、セル内のデータを適当な位置で改行できる「セル内改行」という機能がある。Windows版やMac版のExcelでは、よく知られた便利な機能だ。これができないと、Excelのデータが部分的に見られないなど、不便きわまりない。

では、最近Excelが使えるようになったiPad版/iPhone版ではどうなのだろうか?
Bluetoothの外付けキーボードでの操作も含めてチェックしてみた。

●Windows版ExcelとMac版Excelでのセル内改行
Excelでは、セル内に入力したデータを任意の位置で折り返す「セル内改行」ができる。たとえば、Windows版のExcelであれば、改行したい位置にカーソルを置いて[Alt]+[Enter]キー、Mac版のExcelであれば、[option]+[command]+[return]キーを押せばいい。
次のように、好きな位置で改行できるので、セル内の長いデータを整形したいときなどに便利だ。


【画面1】Windows版のExcelでは、セル内のデータの任意の位置にカーソルを置いて、[Alt]+[Enter]キーを押す。



【画面2】その位置で改行される。


iPhone/iPad版のExcelでセル内改行するには
では、iPad版/iPhone版のExcelについてはどうだろうか? 今回、少し調べてみたので、結果を紹介しよう。
まず、オンスクリーンキーボードを利用する場合、iPhoneExcelでは、セル内改行する方法は見つからなかった。一方、iPadExcelでは、次のように操作すればセル内改行できる。


【画面3】数式バーで改行する位置にカーソルを置いたら、右上の[123]ボタンをタップして数字キーボードに切り替える。



【画面4】[Enter]キーをロングタップする。すると、上に[↓]キーが現れるので、指をスライドして選択する。



【画面5】セル内改行が行われる。


オンスクリーンキーボードでセル内改行できないiPhoneExcelだが、解決策はある。アップル純正のBluetoothのワイヤレスキーボード「Apple Wireless Keyboard (JIS)」を接続する方法だ。この方法を試したところ、iPhone版/iPad版のExcelともに、[option]+[return]キーでセル内改行できた。

以上をまとめると、次のようになる。参考にしてほしい。

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●Windows版……[alt]+[Enter]キー
●Mac版……[option]+[command]+[return]キー
iPhone版(オンスクリーンキーボード)……方法はなかった。
iPad版(オンスクリーンキーボード)……[数字]キーボードの[Enter]キーをロングタップし、上に[↓]キーが現れたら指をスライドして選択する。
iPad版/iPhone版(外部Bluetoothキーボードを接続した場合)……[option]+[return]キー
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井上健語(フリーランスライター)