視聴率2桁が『めざましテレビ』だけの日も珍しくないフジテレビにおいて、カトパンこと加藤綾子(29)の存在はあまりにも大きい。上半期だけで231本の番組に出演、うち実に144本が視聴率2桁番組だ。フジ時代、一緒に飲みに行っていた先輩・長谷川豊(38)アナの知る、カトパンの素顔とは?

「あるとき、『家族旅行に行ってきました!』と写真を見せてくれたのですが、加藤のワンショット写真がたくさんあったんです。家族が加藤のことを好きすぎて、背景が写っていない。どこに行ったかわからないんですよ(笑)」(長谷川アナ・以下同)

 その性格は?

「影でも人の悪口を絶対言わない女の子です。生まれた瞬間から今まで、愛されっぱなしの人生を送ってきたのかな。人が好きなんでしょうね。加藤が新人のとき、数人で飲みに行きました。ある女子アナについて『男関係がだらしないって噂が……』という話題になったら、『皆さんが何を知っているんですか!』と怒りだして、先輩アナウンサー方を論破していた。その言い方も純粋で、まったく嫌みがないんです」

 同期では、椿原慶子(28)、榎並大二郎(28)と大の仲良しだったという。

「お互いの実家を行き来したこともあるくらい、本当に仲良しでした。僕は『お前らじつはつき合ってんだろ』とからかってたんですが、加藤とツバキは『本気で勘弁してください』とマジ顔で否定。榎並だけが『いえいえ〜♪』とドヤ顔で花の下を伸ばしていました(笑)」

 カトパンは入社1年目のとき、五反田に住んでいたそうだ。

「僕くらいですね、加藤にひどいことを言うのは(笑)。『お前、風俗店でバイトしてるだろ』とイジってました。育ちがよすぎて知らなかったそうです。さんざん言ったからか、すぐ引っ越しました。悪いことしました(笑)」

 部内でのやっかみはないのだろうか。

「フジは伝統的に本当にみんなが仲がいい。阿部知代、田代尚子、西山喜久恵という大先輩アナたちがみんな優しいからでしょう。そろそろ『昔AVに出てました』みたいな子が出てきて欲しいですね。でないとFLASHのスクープにならない(笑)」

(週刊『FLASH』7月29日・8月5日号)