ミランは23日のセリエA第25節でサンプドリアと敵地で対戦する。チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグでアトレティコ・マドリーに敗れたミランだが、クラレンス・セードルフ監督は成長の兆しを見ているようだ。

「負けはしたが、アトレティコ戦のパフォーマンスで士気は高まっている。2列目に(アンドレア・)ポーリが入ってよりバランスが取れた? 違いはフォーメーションではなく、チームの姿勢にあるんだ。あの偶然のゴールは残念だったね」

敵将シニシャ・ミハイロビッチは、セードルフ監督にとってイタリアでの最初のクラブ、サンプドリア時代のチームメートだ。

「人生にはサイクルがある。以前は一緒にプレーし、それから対戦するようになって、今度はベンチでの対戦相手だ。サンプは私がオランダを出て初めて経験したチームだね。もちろん、サンプドリアとは深い絆がある。彼らは勇敢なチームで、前線の動きが良いね」

DFマッティア・デ・シリオとFWマリオ・バロテッリの負傷で、セードルフ監督は先発メンバーを見直さなければならない。

「マッティアはひどいファウルを受けた。メディアはこういうことに声を上げるべきだ。彼が早く戻ってこられるように願っている。ただ、(イニャツィオ・)アバーテが良くなっているけどね」

バロテッリの代役はFWジャンパオロ・パッツィーニとなるだろう。本田圭佑もスタメン入りする予定だ。いずれにしても、バロテッリは試合に出なくても話題になる。セードルフ監督は同選手を次のように擁護した。

「彼には素晴らしいポテンシャルがある。意欲があれば、もっとコンスタントになるだろう。彼は素晴らしい全身をしたよ。裏を突くプレーも、チームを助けることに関してもね。バロテッリが悪童? いやいや、どうしてそう言われるかが理解できない。マリオはポジティブな、良い男だよ」

セードルフ監督はMFアデル・ターラブにも賛辞を送っている。

「獲得する前に、リオ・ファーディナンドやジュリオ・セーザル、ほかにも彼のことを知っていた友人たちに情報を聞いた。みんな、才能ある選手だと言っていたよ。今の彼は集中しており、練習では見事なプレーも見せている。ただ、今の彼はまだダイヤの原石だ。まだ磨かなければいけない」