iPhoneの繋がりやすさ バランスで優位なKDDI au 800MHzの有効性と手詰まり感のある今後の問題点

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9月30日にソフトバンモバイル、10月2日にauKDDI)が、2013年の冬モデルを発表しましたが、各社ともネットワークの繋がりやすさをアピールする内容となりました。

どちらも「No1(ナンバーワン)」を主張していますが、実際、どちらが繋がりやすいのか、ユーザーにとってはわかり辛くなっています。

そこで、簡単に各社の繋がりやすさを分析してみましょう。

今回はKDDI au をみてみましょう。


■800MHz帯をベースに広範囲で繋がるパケット通信を
auiPhoneは、iPhone 5s/5cとiPhone 5では通信サービス自体が異なります。

iPhone 5s/5cにおいては、2.1GHz帯と800MHz帯を利用することで高速性と広いエリアカバーを実現しています。2.1G帯は高速な通信速度が実現出来る反面、障害物などの影響を受けやすい特性を持っています。一方、800MHz帯は、通信速度は2.1GHz帯ほどの高速性はありませんが回析などの効果により電波の届くエリアが広く途切れにくい通信を実現します。

この2つの帯域を利用することで、交通機関や施設、住宅地・商業地などの区別なく、途切れにくい回線品質を実現しています。

一方で、1.7GHz帯が利用できないauは、高速性においては2.1GHz+1.7GHzを利用できるソフトバンクやNTTドコモより不利であることは否めません。

既に800MHz帯の基地局整備が完了しているauNTTドコモは、主要駅やランドマークなどの施設以外のエリアでの優位性においては、現時点でソフトバンクモバイルより有利といえますが、それでもデッドスポットを完全に解消されているわけではありません。

現時点ではプラチナバンドは繋がりやすさの面でauのメリットとなりえてはいますが、NTTドコモにも、基地局整備に時間がかかるソフトバンクモバイルも所有しており、いずれ優位性は下がってきます。


iPhone 5での課題が重くのしかかる
auにおける大きな問題が、iPhone 5の存在です。iPhone 5は、800MHz帯に対応していないことから、au回線の接続性のメリットが活かせないため、2.1GHz帯のエリアカバー率を上げる必要があります。2.1GHz帯の改善に着手しているauでは、年度末までに80%カバーという目標を上回り、9月30日現在で、実人口カバー率は77%まで向上していると発表しています。

ただ、カバー率が上がったとしても、2.1GHz帯は障害物などに弱いため、デッドスポットや屋内でのカバー率において懸念が残されます。


iPhone 5s/5cでの通信バランスはよいが 今後の高速通信時代への対応が不透明
現状でのKDDI auiPhone 5s/5cの通信回線は、速度とエリアのバランスは良いバランスになっいるといえるでしょう。反面、高速性ではソフトバンクモバイルに、デッドスポットを含むエリアカバー率ではNTTドコモに分があるとも言われています。

今後、他社の通信環境、品質改善が進む段階で、KDDI auのメリットは目減りする可能性は十分にあり、次世代通信とネットワークの展望が懸念材料といえるかもしれません。

2.5GHz帯、700MHz帯の利用を含め、中長期の対策が求められそうです。


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