PowerVRのイマジネーション、次世代CPUコア『Warrior』を発表。買収したMIPSベース
イマジネーションといえば、iPhone や iPad からインテルAtom、ソニー PS Vita まであらゆる製品で使われるモバイルGPUコアの PowerVRシリーズが有名です。一方で2012年には総額6000万ドルでCPUの MIPS を買収し、現在は組み込みからモバイル製品までさまざまな分野で使われる MIPS プロセッサの IPも扱っています。
・MIPS32 および MIPS64版を用意。
・ハイエンドモバイルからエントリー、マイクロコントローラ用まで、すべてのレンジで展開。
・ハードウェアバーチャライゼーション
・ハードウェアマルチスレッディング
・マルチレイヤでスケーラブルなセキュリティ機能。ネットワーク機器やモバイル決済、コンテンツ保護まで。
・MIPS SIMD アーキテクチャ (MSA)。C や OpenCL と親和性の高い独自命令セットの SIMD アーキテクチャにより、特定機能のハードウェアDPSを使わずにメディアコーデックなどの高速処理。
といったところ。MSAなど、機能によっては一部の上位構成でのみ対応します。
さて、組み込みなどさまざまな機器で使われる MIPS CPU コアですが、イマジネーションが公式Blog の Warrior CPUコア紹介記事に載せたのは、コーポレートカラーである紫色の Android マスコット。(妙につるつるしているのは、イマジネーション傘下である Caustic のハードウェアレイトレーシングボード Caustic R2500 を使って出力されたため。)
MIPSプロセッサで動く Android 端末は安価なタブレットなどでたまに見かける程度の現状ですが、イマジネーションとしてはGPU コアの最新版 PowerVR Series 6 (「Rogue」アーキテクチャ) とともに、ローグと戦士のタッグでモバイル機器市場を狙う構えのようです。
