彼にはディディエ・ドログバのようなカリスマ性や冷静さ、あるいはリサンドロ・ロペスのような国際的魅力はないかもしれない。だが、キエーヴォ戦での傑作と言えるゴールで、ユヴェントスFWアレッサンドロ・マトリの野心はくすぐられている。

競争は激しくなっている。FWセバスティアン・ジョヴィンコ、FWファビオ・クアリアレッラ、FWミルコ・ヴチニッチに、新たにFWニコラ・アネルカが加わった。来季からFWフェルナンド・ジョレンテが加わることも忘れてはいけない。

だが今、アントニオ・コンテ監督は21試合で5得点を挙げているマトリを楽しんでいる。ジョヴィンコは6日に練習をしたが、100%の状態ではなく、フィオレンティーナ戦でもマトリが先発するだろう。同選手は『スカイ・スポーツ』で次のように語った。

「キエーヴォ戦でゴールを決めたけど、チャンピオンズリーグでも決勝点を決めたい。まだ決めたことがないからね。ユヴェントスの調子? 良いと思う。でも、それは以前からもそうだ。結果が出なければ士気が高くないのは当然だよ。でも、キエーヴォ戦での勝利がとても役立った。重要な勝ち点だけじゃなく、また士気を取り戻せた」

「ナポリへの恐れ? 彼らは決して屈しないチームだ。最近は、僕らにも近づいてきた。だからこそ、僕らはリーグ戦にとても集中しているんだ。ユーヴェの対抗馬? ナポリ以外ではラツィオがいる。ここ数日はケガで重要な選手を失ったけど、重要なチームだ。ただ、僕はやっぱりナポリだと思う。(ワルテル・)マッツァーリ監督には何年も一緒にやっているグループがあるし、最後まで僕らのライバルになるはずだ」

「コンテ監督が頻繁に前線のコンビを変えるのは、僕らにとって刺激だよ。競争は全員にとって良いことだよ。アネルカ? ここトリノに来たときから、素晴らしい印象を受けている。メルカートについては、僕に関するあらゆる記事を見たけど、下らないうわさだね。僕はユヴェントスと4年契約を結んでいるのだし、ここでうまくいっている。クラブも僕に対して完全な信頼を示してくれた」

「代表選手が多いことは問題じゃない。慣れているよ。試合への準備日数が少ないことはよくあるしね。今度のフィオレンティーナ戦も同じだ。僕はイタリア代表のユニフォームを取り戻したいと夢見ている。2014年のリオ(デ・ジャネイロ)が目標だ。でもそのためには、うまくやらなければいけないと分かっている。ユヴェントスでもっとうまくやらなければいけない、とね」

一方、MFアンドレア・ピルロはセルティックとのCL決勝トーナメント1回戦について、「僕らはあらゆる形で準備できている。セルティックがサッカーをしたければ、僕らもする。でも、彼らが“ファイト”するなら、僕らもそれをするよ」とコメント。『SkySports.com』で次のように続けた。

「彼らはバルセロナを倒した。でも、僕らはバルセロナよりうまく適応する準備ができている。セルティックは(リオネル・)メッシやそのチームメートたちのファンタスティックなサッカーを消すことに成功した。僕らは最大限に集中しなければいけない」

「セルティック・パークはグラディエーターたちのアレーナだ。でも、僕らは準備できている。ユヴェントスにはワールドカップやCLを制した選手たちがいるんだ。僕らはプレッシャーに慣れている。スコットランドの応援はすごいだろうけど、僕らの気迫を増させるだけだよ」