台湾高速鉄道  雲林駅着工へ  2015年に開通

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(台北 26日 中央社)台湾高速鉄道の新駅となる雲林駅が年内にも着工することが決定した。工期は30.5カ月、2015年7月には完工の予定で、同年の開通を目指す。

現在、台北から高雄までを最速で96分で結んでいる高鉄は、北部から順に南港・苗栗・彰化・雲林の4新駅を設置することが決まっている。在来線の台湾鉄道と共用の南港を除く3駅は新規建設が必要だが、環境評価や入札に時間がかかっており、雲林駅は計画から2年でようやく最初の着工にこぎつけた。

建設予定地の雲林県虎尾は地盤沈下の問題があり、盛土を避けるため軽量建材を使用し、ホームと線路の基礎をいずれも60メートルの深さとするなどの対策が取られているが、地盤沈下の根本原因である地下水くみ上げ問題を解決しなければならないという課題は残る。

雲林駅は既存の嘉義駅から1つ北側となり、総工費は15億8880万台湾元(44億7700万円)。最北の始発着駅となる南港も2015年開通の見通しで、残る苗栗・彰化の入札審査も急がれている。

これら新駅がいずれも開通した場合、各駅停車の起終点間は現在の120分から150分へと30分長くなる。