19日のサッカー・アジアチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝、水原(韓国)―アルサッド(カタール)戦で発生した乱闘事件について、人民網は「ACLの権威を疑う事件」とする評論文章を掲載した。

 文章は乱闘事件について「アルサッドのアンフェアさがあったにしろ、水原サポーターのやりすぎがあったにしろ、事件が起こったことには変わりない」とし、「今年のサッカー界乱闘事件の集大成として異彩を放つことだろう」と皮肉を交えて論じた。影響力、経済効果、鑑賞性で欧州チャンピオンズリーグに遠く及ばないACLが、品のなさ、ケンカ早さでは負けておらず「本当に世界からバカにされる」と嘆いた。

 そもそも存在価値に疑問を感じるACLが、今回の乱闘事件によってさらに権威を失ったとした。「プロ精神に反したゴールで勝ったアルサッドがこのまま優勝したとしても、単なる自己満足だ」と批判、水原サポーターの過激な行為も「不平に対する抗議の正統性を損なう」と断じた。

 さらに「サッカーが好きだから試合をしているはずなのに、今やスコアのために大乱闘をする体たらく」と指摘。「スコアだけに興味があるなら、ACLを中止してみんなでサッカーゲームで遊べばいいじゃないか」と締めくくった。(編集担当:柳川俊之)