約580万円!

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5年目の進化

 スバルのアメリカ法人は2026年6月4日、ピュアスポーツ「BRZ」の2027年モデルを発表しました。

 BRZは、スバルとトヨタが共同開発したFRレイアウトのピュアスポーツモデルです。水平対向エンジンと後輪駆動による優れたハンドリングをはじめ、意のままに動かせる一体感が多くのファンを魅了しています。

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 2012年に初代が登場し、現行型は2021年にフルモデルチェンジを受けた2代目にあたります。

 今回アメリカで発表された2027年モデルのグレード構成は、「リミテッド」と「tS」の2種類です。tSはBrembo製ブレーキシステムやSTIチューニングダンパーの採用などにより、スポーツ性能をさらに高めた上級グレードとして位置付けられています。

 全グレードに標準装備される運転支援システム「アイサイト」はカメラが超広角化され、これまで以上に広い範囲を見渡せるようになり、認識性能が向上しました。

 また、tSにはリアパーキングセンサーが標準装備されました。スポーツカーとしての走行性能だけでなく、日常での使い勝手や安全性にも配慮した改良となっています。

 ボディサイズおよびパワートレインは従来と同じです。全長4265mm×全幅1775mm×全高1310mm、ホイールベース2575mm。2.4リッター水平対向4気筒エンジンは6速MTまたは6速ATと組み合わせられ、最高出力228馬力、最大トルク184lb-ftを発生します。

 価格はリミテッドの6速MTが3万6140ドル(約580万円)、6速ATが3万6990ドル(約590万円)、tSの6速MTが3万8770ドル(約620万円)です。2026年モデルと比べて250〜410ドル(約4万〜6万5000円)高く設定されています。今秋ごろをめどに全米の販売店に順次導入される予定です。

 兄弟車であるトヨタGR86の次期型にまつわる噂が広がる中にあって、BRZの今後の展開にも注目が集まっています。今回の2027年モデルは大幅改良ではないものの、安全装備の充実によって商品力を高めた内容となりました。電動化が進む自動車業界において、スバルがスポーツカーをどのように進化させていくのか、その戦略にも関心が寄せられそうです。