[5.24 プレミアリーグ第38節 リバプール 1-1 ブレントフォード]

 プレミアリーグは24日、最終第38節を一斉開催し、MF遠藤航所属のリバプールがブレントフォードと対戦した。FWモハメド・サラー、、DFアンドリュー・ロバートソンといった功労者のクラブ最終戦は1-1でドロー。遠藤が3か月ぶりのベンチ入りを果たしたが、出場機会はなく、実戦復帰に至らないまま北中米W杯に臨む日本代表に合流することとなった。

 リバプールは今季限りでの退団が決まっているサラーとロバートソンの最終戦。アンフィールドは惜別ムードに包まれ、試合前には揃って先発したサラーに「MO 11」、ロバートソンに「ROBBO 26」のコレオグラフィーが掲げられた。また遠藤が左足首を痛めた2月11日のサンダーランド戦以来、3か月半ぶりのベンチ入りを果たした。

 試合もリバプールが勢いを見せ、前半4分にはロバートソンのクロスからDFイブラヒマ・コナテがヘディングシュート。だが、これは元リバプールのGKクイーンビー・ケレハーに阻まれると、同19分にはサラーが左ゴールポスト直撃のFKを放ち、退団選手たちが見せ場を作った。

 その後もリバプールが優勢を保ち、MFドミニク・ショボスライやサラーが積極的にゴールに迫るも、ブレントフォードの守備陣を破れない。一方、前半43分にはFWケビン・シャーデの決定機をGKアリソン・ベッカーのスーパーセーブで守り、失点はしないまま0-0でハーフタイムを迎えた。

 そうして迎えた後半12分、リバプールがついにこじ開けた。中盤での浮き球をFWコーディ・ガクポが右サイドに展開し、サラーがオフサイドぎりぎりで抜け出すと、深い位置までえぐってクロスを配球。ゴール前に走り込んだMFカーティス・ジョーンズがワンタッチで押し込み、サラーにアシストがついた。

 ところがブレントフォードも後半19分、左右からのクロス攻勢で深い位置まで攻め込むと、左でこぼれ球を拾ったDFキーン・ルイス・ポッターのクロスにシャーデが反応。ヘディングシュートを押し込み、1-1の同点となった。

 リバプールは後半29分、サラーがMFジェレミー・フリンポンと交代。スタンディングオベーションの中、涙ながらにチームメートと抱擁を交わし、イスラム式の礼をしてからベンチに下がった。また同37分にはロバートソンに代わってDFミロシュ・ケルケズも下がり、対戦相手で先発していたMFジョーダン・ヘンダーソンも拍手を送った。

 リバプールは後半アディショナルタイム6分、途中出場MFフロリアン・ビルツに決定機が訪れたが、これもケレハーに止められて得点ならず、そのまま1-1でタイムアップ。両者勝ち点1を重ね、リバプールは欧州CL圏内の5位を確定させた。一方のブレントフォードは欧州カップ戦圏外の9位でフィニッシュした。