【大谷翔平と一問一答】先頭弾は「今後につながる1本」二刀流が「自分にとってベスト」
◇ナ・リーグ ドジャース4−0パドレス(2026年5月20日 サンディエゴ)
ドジャースの大谷翔平投手(31)が20日(日本時間21日)、敵地でのパドレス戦に「1番・投手兼DH」で先発出場し、初回の第1打席で先頭打者本塁打を放つと、投げては5回3安打無失点の力投で4勝目。4登板ぶりの二刀流解禁でチームを連勝に導き、首位を堅守した。試合後の主な一問一答は以下の通り。
――投球を振り返って。
「今日までの1週間、あまり投げ心地が良くなく入ってきて不安がありましたが、結果的に勝てて良かったですし、内容的にはそこまで良くなかったのかなと思います」
――不安の要素は。
「投げ心地自体が良くなかったので、自分の中のパフォーマンスのレベルとして高いものが出せるかどうかっていうのが、一番しっくりと来てなかった」
――5回に併殺打で感情を見せた。
「結果的にダブルプレーになりましたけど、その前の四球が一番良くなかったですし、あの回の入り自体もそこまですっきりするものではなかったので、結果的には良かったですけど、そこに至るまでがあまり良くなかったです」
――5回の打席で自打球を当て、直後の5回のマウンドは球速が低下していた。影響があったのか。
「どちらでもないです。自分の中でぬるっと入ってしまったというか、代わった選手もいたりして、自分なりに良い入りができなかっただけです。(ぬるっとは)6回も見据えながら、最低でもあと2回は投げたいなっていう欲というか、そういうのが球に出ていたのかなと思います」
――投手の初球先頭打者本塁打はメジャーで誰もやっていない。マウンドに上がる心地よさはあったか。
「一番は先制点を投手としてあげないようにって気持ちで今日の試合は臨んでいたので、その前に点が入ったので、1番が良い仕事を最初にしてくれた感じかなと思います」
――調子が上がっている中での本塁打となった。
「見送ろうかなと思っていたんですけど、来た時に反応で打てたようなホームランではあったので、今後につながるような1本だったのかなとは思います。その後の打席も凡退しましたけど、全体的に整っていた打席が多かったのかなと思います」
――二刀流で出場する試合、しない試合がある中で結果を残した。
「打つと投げるは完全に分けるようにはしているので、同時にやっていますけど、あまりお互いに作用しないようにやってるつもりではいるので、そこまで気にはしてないかなと思います」
――今までは二刀流が自分の「スタイル」だった。チーム方針もあるが、「らしさ」が出せるのか。
「『やれ』というか、『やって欲しい』と言われるのが、このスタイルが一番自分にとってベストなのかなとは思うので、今日みたいに投げても良くて、打っても結果が良かったら、それ以降も使ってもらえる機会が増えると思いますし、ただ長いシーズンですし、チームの状況を見て、DHとして試したい選手、使いたい選手、休ませたい選手、いっぱいいると思うので、そこは臨機応変に『どちらでもいけますよ』というスタイルではいるので、そこはもう完全にチームに任せています」
――投打同時出場で感情は。
「投げるだけだからと言って、テンションが下がるってこともないですし、投打で出るからといって必要以上にテンションが上がるってこともないので、1つの仕事として自分の役割として捉えてはいるので、1打席目は良い仕事ができましたし、苦しいなりに5回まで投げて全体的には良かったんじゃないかなと思います」
――投球と打席は違うものなのか。
「1本、ホームランを打ったからといって、勝ちに貢献するか分からないのがバッターですし、6回、7回をしっかりゼロで抑えれば、ほとんどの試合が勝てるようにできてるのが先発投手なので、そこは少し比重としては1試合に対する思いが違うのかなと思います」
――打者として2試合休養は近年では珍しかった。影響は。
「休みも入れながら、故障者もちょっと出ているので、長いシーズンを乗り切るために、チームとしてもいろいろ考えながらやってくれているとは思うので、その意見には賛同していますし、お互いが理解して納得して1試合1試合こなせれば、いつ休んでもいつ出ても、納得していいパフォーマンスが出る可能性が高いんじゃないかなと思います」
――プレーオフのような環境で投げてアドレナリンは。
「年間、投げていればこういう試合は必ず来るとは思うので、そういう試合でどういうピッチングをするかっていうのは調子が良いとき以上に大事かなと思うので、球場の雰囲気的にもすごく締まりがあっていい。昨日もそうでしたけど、いいゲームが多いなとは思います」
