7歳が突出している交通事故死傷者数、佐賀県が7歳目線の通学路点検リスト公開
佐賀県内で発生する歩行中の交通事故の死傷者数で、7歳の数が突出していることを受け、県は「7さいめせんのこうつうあんぜん」と題した交通安全対策に取り組んでいる。
4月末には「通学路点検チェックリスト」を作成し、ホームページで公開した。(立山芽衣)
県道路課によると、県内の歩行中の交通事故死傷者数は2019〜23年の5年間で計1412件。そのうち7歳は34件で、年齢別で最も多かった。
7歳は小学校に入学して通学を始め、子ども単独で外出する機会が増える。また、大人と比べて目線が40〜50センチ低く、視野は6割程度にとどまるという。
県が作成したリストでは、大人と7歳児の目線が異なることなどに着目し、計27個のチェックポイントを作った。▽子どもから車や自転車が見えにくかったり、逆に車などから子どもに気づきにくかったりする場所▽車道と歩く場所が縁石などで区別されていない場所▽狭くて安全に待つことが難しい横断歩道▽子どもが飛び出しやすい場所――などを気をつけるポイントに挙げている。
チェックリストは佐賀県のホームページ(https://saga-blueproject.jp/nanasaimesen.html)から利用できる。
佐賀県とcoop、連携協定締結
また、県は、7歳児の交通安全プロジェクトに取り組むこくみん共済coop佐賀推進本部と連携協定を締結。サイト上で連携し、県のチェックリストを用いた点検で危険な場所が判明した場合、coopが運営する「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」に書き込めるようにした。
4月28日に県庁で締結式があり、県の横尾秀憲・県土整備部長とcoopの宮崎啓二郎・佐賀推進本部長が協定書に署名した。横尾部長は「情報共有して、いろんな対策につなげたい」と話し、宮崎本部長は「交通事故は人が注意すれば、なくせる。県の取り組みに協力したい」と語った。
