「三笘、冨安、守田はどうなる?」W杯日本代表メンバー発表前に“押さえておくべき5大ポイント”
<ポイント1/当確組&有力候補は?>
近年の招集歴と起用歴から判断すると、以下の14選手は当確だ。鈴木彩艶(パルマ)、早川友基(鹿島アントラーズ)、渡辺剛(フェイエノールト)、谷口彰悟(シント=トロイデン)、伊藤洋輝(バイエルン)、鈴木淳之介(コペンハーゲン)、鎌田大地(クリスタル・パレス)、佐野海舟(マインツ)、堂安律(フランクフルト)、中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)、前田大然(セルティック)、久保建英(レアル・ソシエダ)、伊東純也(ゲンク)、上田綺世(フェイエノールト)は余程のことがない限り外れない。
<ポイント2/残り9枠で注目ポジションは?>
上記17人をポジション別に分けると、以下のようになる。
GK(予想定員3名)/鈴木彩艶、早川、大迫
CB(予想定員6名)/渡辺、谷口、伊藤、鈴木淳之介
ボランチ(予想定員4〜5名)/鎌田、佐野海舟、田中
右ウイングバック(予想定員2名)/堂安
左ウイングバック(予想定員2名)/中村、前田
シャドー(予想定員4名)/久保、伊東
CF(予想定員2〜3名)/上田
予想定員をこのようにすると、CBが残り2枠、ボランチが残り1〜2枠、右ウイングバックが1枠、シャドーが残り2枠、CFが残り1〜2枠となる。
最大の注目は、三笘薫(ブライトン)と鈴木唯人(フライブルク)がともに負傷中で不安視されるシャドーだろう。候補に塩貝健人(ヴォルフスブルク)、佐藤龍之介(FC東京)、佐野航大(NEC)、町野修斗(ボルシアMG)らが挙がるなか、“三笘選出”の線も捨てきれない。左足の負傷状況は不明だが、大会中にカムバックできる希望があるならメンバー入りもあり得る。
右ウイングバックとCFのバックアッパーもどうなるか。前者は菅原由勢(ブレーメン)、後者は小川航基(NEC)や後藤啓介(シント=トロイデン)という選択肢があるとはいえ、いずれも絶対的な決め手を示せていない印象もある。
<ポイント3/不確定要素をどこまでピックアップするか>
不確定要素とはすなわち、怪我人やコンディション不透明の選手を指す。南野拓実(モナコ)、遠藤航(リバプール)、町田浩樹(ホッフェンハイム)、鈴木唯人、三笘に加え、稼働率が高くない長友佑都(FC東京)、冨安健洋、板倉滉(ともにアヤックス)も不確定要素と見るべきか。
リスクを承知のうえで、森保一監督がここから何人ピックアップするか。シャドー候補の南野、三笘、鈴木唯が揃って選ばれる確率はおそらくゼロで、CBの町田、冨安、板倉の同時選出もあり得ないだろう。W杯決勝まで8試合という点を踏まえれば、不確定要素をできるだけ減らしたいが、指揮官の決断は如何に?
<ポイント4/守田英正の行方>
今季のチャンピオンズリーグでスポルティングをベスト8に導いた原動力のひとりである守田は、単純な戦力としては申し分ない。
ただ、W杯最終予選で圧倒的な存在感を見せつけた彼も、この1年は日本代表に呼ばれていないのも事実。また、この間に鎌田と佐野海舟がボランチコンビを確立しており、守田の存在価値が薄れている点も見逃せない。
司令塔の鎌田に何かしらのアクシデントが起きた時、代役は守田以外に見当たらない現状を森保監督がどう捉えているか。守田落選の場合、ボランチには藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)がエントリーされるはずだ。
<ポイント5/サプライズはあるのか>
あるとすれば、シャドーか。サプライズ候補のひとりは、切れ味鋭いドリブルが魅力の坂元達裕。フランク・ランパード監督の下で飛躍を遂げ、今季はコベントリーでプレミアリーグ昇格に貢献したアタッカーは実力的にW杯でも活躍できそうだ。
守備陣では冨安が外れれば、安藤智哉(ザンクトパウリ)がチョイスされる可能性もある。“冨安落選”もある意味、サプライズと言えるかもしれない。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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