「一つ一つの命は家族にとって常にかけがえのない存在」天皇皇后両陛下と愛子さまが獣医学の国際会議へ 愛犬や愛猫にも触れられる
天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは「世界獣医師会大会」に出席されました。
陛下は英語でおことばを述べ、獣医師らを労うとともに、ご一家で飼われてきた保護犬や保護猫についても触れられました。
獣医学の国際会議 愛子さまは客席から
両陛下と長女の愛子さまは、4月21日、「世界獣医師会大会」に出席されました。
この大会は獣医学分野で最も歴史のある国際会議で、日本での開催は31年ぶりです。
65以上の国と地域から獣医師らが集まり、愛子さまは客席から式典を見守られました。
陛下は英語で「獣医師の方々は、日々動物の命と向き合い、その健康と福祉を守る専門職として尽力してこられました」と述べられました。
また「私たち家族も、これまで3頭の保護犬や4頭の保護猫を始め、様々な動物たちと生活を共にし、多くの喜びや癒やしを享受してきました」と、ご家族で飼っている動物にも触れられました。
「ピッピ」と「まり」、「由莉」 ご一家の愛犬たち
両陛下が結婚後初めて飼われた犬は、赤坂御用地に迷い込んだ犬が産んだ「ピッピ」と「まり」です。
結婚5周年を迎えた皇后さまは夫婦円満の秘訣を聞かれ、こう述べられました。
《平成10(1998)年 雅子さま誕生日会見》
犬がいるというのも夫婦の仲にとって、とても良いように思います。よく「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」と申しますけれども、喧嘩の種は割とよく拾って食べてくれるような気がいたします。
幼い頃から動物が大好きだった愛子さま。4歳のときには、皇后さまと共に「ピッピ」のリードを握り散策をされていました。
雅子さまお手製の幼稚園のバッグには、「ピッピ」と「まり」をイメージした刺繍が施されていました。愛子さまのリクエストだったといいます。
愛子さまが7歳のとき2匹は相次いで旅立ち、ご一家は動物病院から新たに子犬を引き取られました。
長年一緒に過ごすことになるこの犬は、愛子さまが「由莉(ゆり)」と名付けられました。
静養先にも毎年のように連れて行くなど、その後14年間、家族の一員として共に過ごされました。
保護猫も飼われているご一家
ご一家は、犬だけでなく猫も育てられています。
愛子さまが小学3年生のときに赤坂御用地に迷い込んだ猫を保護し、このうち2匹を引き取られました。
その後、さらに保護猫の「セブン」を譲り受け、去年の夏には「美海(みみ)」を新たな家族として迎えられています。
獣医師会大会で、「その一つ一つの命は、私たち家族にとって常にかけがえのない存在であり、この動物たちの健康や幸せを守る上で、獣医師の先生方や動物病院のスタッフの皆さんには日頃から大変お世話になってきています。そして、その中で、動物たちの健康を守り、命を救う獣医師の仕事に深く感銘を受けています」と述べられた陛下。
人と動物がよりよく共生できる社会の実現を願われていました。
(「皇室ご一家」5月3日放送)
