高市総理ベトナム訪問 首脳会談で製油所の原油調達の支援で合意 ベトナムで人工透析用のチューブなどを製造

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ベトナムを訪問している高市総理大臣は、エネルギーや重要鉱物の供給網の強化などを柱に、「自由で開かれたインド太平洋」の枠組みを進化させる方針を表明しました。

同行している岡安記者の報告です。

岡安夏希記者:
高市総理は、混乱する中東情勢や、海洋進出を強める中国をにらみ、ASEANの主要国ベトナムで、連携の進化によって活路を切り拓く決意を強調しました。

高市総理:
日本が掲げる自由で開かれたインド太平洋。この地域において、自由、開放性、多様性、包摂性、法の支配に基づく国際秩序を築くために、日本として果たすべき役割を今まで以上に主体的に果たしていく。

スピーチで高市総理は、エネルギーや重要物資の供給・安全保障での協力強化を打ち出し、「皆さまの声によって育てられ、進化するのがFOIPの特徴だ」と自律的な連携を呼びかけました。

同行筋は「東南アジアへの期待を示す重要な機会だった」と強調しています。

また首脳会談では、4月に打ち出したエネルギー支援策の第1号としてベトナムにある製油所の原油調達の支援で合意し、同行筋は「いい実弾を打ち出せた」と語っています。

実はベトナムでは、石油から人工透析用のチューブなどを製造し、日本に供給していて、今回の合意は日本国内での石油製品の供給不安解消につなげる狙いも込めたものとなりました。