「カネに見合う仕事をしろ!」牛乳を“冷蔵庫に入れなかった”配送員にSNSでブチ切れたコーヒー加盟店主…本社の強硬対応に一転「直筆謝罪」【韓国】

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店舗オーナーによる配送員へのパワハラ発言で批判を集める韓国コーヒーチェーンが強行対応を予告した。問題のオーナーも直筆の謝罪文を公開し、事態の収拾に乗り出している。

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コーヒーチェーン「TEN PERCENT COFFEE(テンパーセントコーヒー)」の加盟本部は4月15日に声明文を発表し、「当社加盟店による“牛乳配送に関連する不適切な対応”について、加盟本部は事案の深刻さを厳重に受け止めている」と伝えた。

また、「TEN PERCENT COFFEEは、物流配送員をはじめとするすべての協力会社および現場の構成員間の相互尊重を核心的な運営原則としている」とし、「これに反するいかなる不適切な言動や対応も、決して容認しないという点を明確にする」と強調した。

加盟本部は即座に現場調査にも着手した。本社は「把握後すぐに当該加盟店主を対象に一次事実確認を行い、加盟本部の統括役員を含む4人が店舗を直接訪問し、詳細な経緯と事実関係を把握した」としたうえで、「現在、確認された事実に基づき、関連法令および加盟契約に根拠した措置が可能かどうかを法律的に検討している」と説明した。さらに「結果に応じて厳正な後続措置を執る方針だ」と付け加えた。

(写真=TEN PERCENT COFFEE公式Instagram)

今回の騒動は、同ブランドのとある加盟店の店主A氏が、牛乳の配送員が“牛乳を冷蔵庫に入れていかなかった”という理由で「カネをもらったなら、それに見合う仕事をしろ」と批判する投稿を自身のSNSで公開したことで火がついた。

A氏は、常温に置かれた牛乳ケースの写真とともに「カネをもらったなら、それに見合う仕事をしろ。これを入れるのに1分もかからない」と配送員を非難した。

また「私が一番嫌いなのは、仕事を適当にする人」とし、「日も暑くなってきているのだから、冷蔵庫に入れていくべきだ。忙しいならもっと早く起きろ」と書き込んだ。

A氏が投稿した牛乳ケースの写真(写真=SNS)

これを見たネットユーザーは、配送員に冷蔵庫の整理まで要求するのは無理があるとし、これは一種のパワハラだと指摘した。ただ、A氏は当初「仕事を軽く考えたり、安易な態度に終始したりする者を決して信頼しない」と意見を曲げず、批判をさらに増幅させた。

事態が拡大すると、加盟本部は再発防止を約束して謝罪した。加盟本部は「全加盟店を対象にコミュニケーションおよび対応基準を再整備し、教育および管理体系を一段と強化して類似事例の再発を防止する」とし、「今回の件で不快感や懸念を抱かれたすべての方々に、深くお詫び申し上げる」と伝えた。

世論の圧力と本社の強硬な姿勢を受け、最終的にAも直筆の謝罪文を掲載した。

A氏は「ブランドカフェを運営する経営者として、自身の言動が他人に及ぼす影響を深く考慮できていなかった」とし、「不注意な言動で深い傷を負わせてしまった配送員の方に、心より深くお詫び申し上げる」と明らかにしている。

(記事提供=時事ジャーナル)