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熊本地震の教訓を次の世代に伝える取り組みも進められています。

庁舎が被災した宇土市では、地震の後に入庁した職員の研修が行われました。

宇土市では熊本地震の本震で、震度6強の揺れを観測。市役所の庁舎は4階部分が押しつぶされるなどの被害を受け、行政機能の多くを一時、喪失し、仮庁舎での業務を余儀なくされました。

10年の月日が経過し、地震の後に入庁した職員はおよそ4割にものぼります。

教訓を次の世代へ継承するため、元松市長が16日、若手職員に向けて講演を行いました。

■宇土市・ 元松茂樹市長「倉庫の鍵が使えなくて、取り出せなくて、壊して出しています。電話も、市役所の回線で使えた回線は1回線です。1回線だったら、ほぼ繋がらないのと一緒」

■高校時、宇土市で被災した職員「実際の被害と実務の難しさを今回初めて聞いて、そんなにひどかったんだと改めて知ることができました」

■高校時、宇土市で被災した職員「節目という大事なタイミングで入庁させていただいたので、今回学んだことをしっかり伝えていきたいと思います」

宇土市では、3年前に免震構造の新たな庁舎が完成し、街づくりの拠点となる交流スペースも設けています。