ジョイフル本田とアークランズ、共同持ち株会社設立で経営統合へ
東日本を中心にホームセンターを展開するジョイフル本田とアークランズは、共同持ち株会社を設立して経営統合することで基本合意した。単純合計した2024年度の両社売上高は約4,400億円に達し、ホームセンター業界4位になる。業界は人口減少で国内市場規模が約4兆円で頭打ちとなる中、競争が激化しており、トップ3に迫るグループの誕生が波紋を投げ掛けそうだ。
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共同持ち株会社は、さいたま市のアークランズ関東本部に置き、会長にジョイフル本田の本田理取締役顧問、社長にジョイフル本田の平山育夫社長、副社長にアークランズの坂本晴彦会長が就く。9月に両社の株主総会で承認を受けたあと、2027年3月1日に設立される。
ジョイフル本田とアークランズは株式移転で共同持ち株会社の完全子会社になり、東証上場が廃止されるが、本社所在地や店舗名称に変更はない。
ジョイフル本田は本社を置く茨城県など関東エリアに大型の17店、アークランズは本社がある新潟県など全国28都道府県に141店のホームセンターを持つ。2024年度の売上高はジョイフル本田がホームセンター業界8位、アークランズが5位だが、両社合計だとカインズ、DCMホールディングス、コーナン商事に次ぐ4位に浮上する。
経営統合後は商品展開や調達、ITシステムなどで連携し、規模拡大で経営の効率化を図るほか、専門店集合型ホームセンター構想を掲げ、理念に賛同する各地のホームセンターと連携を広げることにしている。
ホームセンター業界はコロナ禍当時のDIY需要で潤ったが、ブームが沈静化すると人口減少の影響が出て売上高が頭打ちに陥っている。その一方で、店舗数は4,500店以上に増え、過当競争の側面も見える。
