世界を変えるC2Bプラットフォーム構築、を掲げるウリドキの今
ウリドキ(418A、名証ネクスト市場)。リユース事業を展開。個人と買取業者をマッチングする「C2B」サイトが主。取扱商品は、高級ブランド品や高級腕時計など。
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高級ブランドバッグ等々とは縁のない身としては、「多くの人はメルカリやヤオフクに持ち込む」ことさえ知らなかった。がそうした場合でも「偽物じゃないか」「値付けが難しいだろうな」「購入者とのトラブルが起こるのではないか」という心配が付きまとうという。
そうした視点からその枠組みが注目されているのが、ウリドキの展開。メルカリや買取店に持ち込むのではなく、個人と買取業者とをつなぐプラットフォームの運用。他に例をみない、新しいリユースの展開だ。
アッチコッチの買取店を回る必要から解放される。C(売りたい個人)はスマホでも可能な写真を数点添えて出品する。B(買いたい法人)も居ながらにして複数の商品(23カテゴリー)と対峙できる。新たな仕入れルートが得られる。ウリドキは、プラットフォーム流の収入が得られる。
かつウリドキは、プラットフォームを潤滑に運用するための施策を展開している。プラットフォームデータや口コミを素材にした、記事を発信している。「このブランドの買取相場は◆◆円」。双方が上手く循環することで、市場の信用度(占有率)が高まっていく。
数字の推移が、それを証明している。2021年11月期の売上高:1億8000万円が上場(25年10月)直前の24年11月期は6億円に到達。前25年11月期は「153.8%増収、262.6%営業増益」。今期は「42.0%増収(21億5700万円)、93.6%増益(3億3900万円)」計画。
創業者で代表取締役:木暮康雄氏は、慶大大学院卒の学生アントレプレナー。「リユース革命」(幻冬舎刊)の著席を上梓している。先々を見据え、こう語っている。
「世界を変えるC2Bプラットフォーム、というミッションを掲げている。B2CのAmazon、楽天、C2Cのヤフオク・メルカリのようなイノベーションを買取というC2Bの領域で目指している。リユースという言葉は身近になってきているが、日本ではモノを売っている人は僅か35%。推移は10年以上変わっていないまだ使えるモノの総額は約91兆円、日本人一人当たりでは約71.5万円に達するとみられている・・・」。
本稿作成中の株価は1000円水準。公開価格1200円に対し初値1290円。ソロリ生まれて安値:727円(2月18日)をつけた後、3月18日1166円まで買い戻され押し目場面。急がず騒がず配当開始のめどが見えるまで見据えるのが賢明か・・・
