<松島/宮城県>
遊覧船で湾内を観光。小さな島がたくさんあり、自然が創り出す絶景と海風の気持ちよさを楽しみました(『60代から夢をかなえる ひとり旅』/すばる舎)

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さまざまなことから解放されたシニア女性の老後の新しい趣味として、最近注目を集めているのが「ひとり旅」。人気シニアブロガーのショコラさんも、67歳でパートをやめ年金暮らしに入った後、定期的におひとりさまツアーやひとり旅に出かけています。そんなひとり旅の写真とともに、ひとり旅を気楽に始める方法を提案した著書『60代から夢をかなえる ひとり旅』から、一部を抜粋して紹介します。

【写真】台湾旅行で行った茶館でもらった、趣のある紙製のランチョンマット

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宿はビジネスホテル、食事は軽く…お金のメリハリも自在

ひとり旅なら、旅費の使い方も自分次第です。私なりにメリハリをつけています。

遠方に行く場合、飛行機や新幹線を使い、現地の移動にも交通費はかかります。交通費の出費は旅費の大部分を占めますが、どんなに割引を利用しても、最低限かかってくる金額があります。そこで、他でいかに安くすませるか考えます。

交通費の次に大きい出費が、宿泊費。ホテル探しの検索をするとき、価格の安い順から並べ替え、豪華な食事がついたホテルや旅館は除外します。

ビジネスホテルだと、パンとサラダに卵料理といった簡単な朝食だけでなく、品数のそろったバイキング形式の朝食がついていても、1万円払わずに泊まれるところがたくさんあります。先にも書いたように、なかには朝食無料というビジネスホテルもあります。


旅先では気楽なパンツスタイルで。ユニクロのガウチョパンツはシワになりにくく、旅行に最適(撮影:林ひろし/『60代から夢をかなえる ひとり旅』/すばる舎)


<瓶ドン/岩手県>浄土ヶ浜にて、瓶詰めの鮭やめかぶをご飯にのせる「瓶ドン」。半分は出汁茶漬けで(『60代から夢をかなえる ひとり旅』/すばる舎)

ひとり旅では、食事にもあまりお金をかけません。

旅の目的は「XXを見たい」ということで、豪華な食事をとりたいということではないので。全部にお金をかけられるわけではないから、そこは割り切っています。

普段の生活で友人や仲間たちと月に数回ランチ会をしており、そこでリーズナブルでもおいしい料理を味わっているので、旅行中はとくに食事にこだわらなくても十分満足できています。これもメリハリかもしれません。

北九州市の門司港へ行ったときの夕食は、夜になって開いているお店がほとんどなく、チェーンの弁当屋さんで海苔弁を買ってホテルで食べました。営業時代の出張もこんな感じだったな、と思い出しつつ、テレビを見ながらのんびり過ごしました。

コンビニもよく利用します。素泊まりのときは、朝食用にサンドイッチを買っておいたりします。


『60代から夢をかなえる ひとり旅』(ショコラ:著/すばる舎)


<牡蠣/宮城県>松島と言えば牡蠣。牡蠣フライに牡蠣ご飯とお吸い物、網焼きと牡蠣尽くし(『60代から夢をかなえる ひとり旅』/すばる舎)

とはいえ、せっかく旅行に来たのだから、普段食べないご当地名物を食べて帰りたいという気持ちも。

高いお店には入りませんが、ぶらぶら街を散歩し惹かれるお店に入ったり、地元で評判のお店をネット検索したりするのも楽しみです。

長崎旅行では、夕方から街を散歩して、中華街に行き、目についたお店で皿うどんを食べました。1000円ほどで安くすみましたが、長崎ならではなのか、皿うどんにソースをかけたのは初めてでした。こんな本場の食べ方を知るのもおもしろかったです。

出張でよく名古屋へ行く長男から話を聞くたび、一度食べてみたいと思っていた、ひつまぶし。愛知旅行に行ったときは、当日の夕方にスマホで検索し、名物ひつまぶしを初めて食べました。


旅の定番靴は10年近く愛用のレザースニーカー。あまりの履きやすさにリピートした2足目です(撮影:林ひろし/『60代から夢をかなえる ひとり旅』/すばる舎)

それから、お金がかかるのはお土産です。

お菓子など消え物を、息子たちや親しい友人に買いますが、自分のお土産として買うことはめったにありません。

節約だけでなく、物を増やしたくないという気持ちもあり、観光地独特の小物類も買わないようにしています。

この数年は、旅行に行けたこと、写真をたくさん撮ったことが自分へのお土産、と考えています。

買ったものではないですが、思い出として残っているのは、ツアーで行った台湾でもらって帰ってきた、ペーパーランチョンマット。

食事をした台中の「無為草堂」という茶館は、統治時代の建物が素晴らしかったのですが、食事の際のペーパーランチョンマットにとても趣がありました。ツアー参加の女性全員で、お土産用に新しい1枚をお願いしたのでした。

百均で購入した額に入れ、部屋に飾っています。時々眺めては、楽しかった台湾旅行を思い出しています。

※本稿は、『60代から夢をかなえる ひとり旅』(ショコラ:著/KADOKAWA)の一部を再編集したものです。