JRT四国放送

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牟岐町で、樹齢約100年の一本桜が見頃を迎えています。

新たな桜の名所にしようと、手入れに励む地元住民の思いを取材しました。

牟岐町河内にある一本の桜、その名も「牟岐妙見一本桜」です。

高さ約15メートル樹齢約100年と、長い年月をかけてこの地で大きく成長しました。

(佐々木気象予報士)
「おはようございます、今日はよろしくお願いします」

地域住民でつくる保存会のメンバー、佐古山哲生さん79歳です。

(佐々木気象予報士)
「今何分咲きぐらい?」

(牟岐妙見一本桜保存会・佐古山哲生さん)
「7分咲きぐらい」

(佐々木気象予報士)
「7分咲き」
「これは、ヤマザクラとオオシマザクラを掛け合わせてできた、カズサザクラという桜」
「見てください、葉がある状態で花が開くというのが特徴です」

4月6日は次々と花見客が訪れ、桜の下で写真を撮って楽しんでいました。

(花見客)
「大きいですね、圧倒されます」
「まだ咲いていないのもある白くてきれい」
「嬉しい気持ちになった」

(花見客)
「綺麗ですね 、なんとも言えん、根元から大きい」

桜の時期にはイベントも開かれるなど、地元の名所に。

しかし、それはほんの4年ほど前からのこと。

(牟岐妙見一本桜保存会・佐古山哲生さん)
「竹藪に埋もれていましたので、近所の方も知らないような存在でした」

約20年前、近くを通りかかった佐古山さんは、びっしりと生えた竹藪の上に顔をのぞかせている桜を発見!一本桜の存在に気付きました。

(佐々木気象予報士)
「航空写真で見ると全く見えない。桜の木があるかどうかも」

(牟岐妙見一本桜保存会・佐古山哲生さん)
「枝にカズラが巻き付いて、全然見えるような状態ではなかった」

ふるさとを桜で盛り上げたい。

集まった地域住民が、竹や雑草を切り払った結果、ようやく立派な桜がその姿を見せたのです。

(牟岐妙見一本桜保存会・佐古山哲生さん)
「この桜は活かさないかんと思って、みんなが見学に来て喜んでくれた」
「顔を思い浮かべたら、見に来てくれた人は感動してくれるので、まあ生き甲斐ですね牟岐の宝でございます」

牟岐の山あいで、ひっそりと花を咲かせていた一本桜。

今では地元の人々の愛に包まれて、やわらかな春の景色を見せてくれています。

この一本桜は、夜にはライトアップも行われています。

夜の闇に浮かび上がる桜は、昼間とはまた違って幻想的な雰囲気ですね。

ライトアップは4月10日ごろまで、日没から午後8時まで行われます。

雨の場合は中止です。

ここまで、牟岐の妙見一本桜についてお伝えしました。