[4.4 FA杯準々決勝 サウサンプトン 2-1 アーセナル]

 FAカップは4日、各地で準々決勝を行い、サウサンプトンがアーセナルを2-1で破り、準決勝に駒を進めた。チャンピオンシップ(イングランド2部)のセインツがプレミアリーグ首位チーム相手にジャイアントキリング成功。直近14試合負けなしの勝負強さを見せる形となった。一方のアーセナルは3冠の可能性が消滅し、リーグ戦とUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を残すのみとなった。活躍を期待されていたMF松木玖生は出場停止でベンチ外だった。

 最初のチャンスはアーセナル。前半10分、MFマルティン・ウーデゴーアのショートコーナーからFWガブリエル・ジェズス、DFベン・ホワイトと繋ぎ、最後はペナルティアーク付近からMFガブリエル・マルティネッリがシュート。これはセインツDFテイラー・ハーウッド・ベリスがブロック。

 セインツは前半17分にビッグチャンスを迎える。GKギャビン・バズヌ

ダニエル・ペレツのフィードをDFガブリエル・マガリャンイスが逸らしてしまい、FWジェイデン・ムーアレオ・シエンザが抜け出す。GKと1対1になるかと思われたが、DFクリスティアン・モスケラのカバーリングが間に合い、シュートまでは行けず。

 前半25分のアーセナル。右サイドでMFマックス・ダウマンがボールを持つと、ベン・ホワイトがオーバーラップ。MFカイ・ハバーツ、ジェズスと繋ぎ、ウーデゴーアがシュート。これはダニエル・ペレツがセーブ。

 立て続けに前半26分、左サイドでマルティネッリがドリブルで仕掛け、マイナスで構えていたウーデゴーアが再びシュート。このシュートは上手くヒットせず惜しくも枠外に。

 しかし前半35分、アーセナルペースのセントメリーズパークの空気をこの男が変える。自陣深くからのカウンターをDFジェームズ・ブリーが運び、そのままファーサイドへアーリークロス。ボールはベン・ホワイトの頭上を超え、待ち構えていたFWロス・スチュワートが胸トラップから右足を振り抜く。劣勢だったホームのセインツが先制に成功する。

 試合は後半に入り、後半17分。シエンザが左サイドからカットインしてシュート。綺麗な弧を描いたミドルはクロスバー直撃。追加点とはならずもシエンザが可能性を見せる。

 しかし後半23分、ガブリエル・マガリャンイスがペナルティエリア内のハバーツに絶妙なスルーパス。折り返しに途中出場のFWビクトル・ギェケレシュが合わせて同点とする。

 アーセナルが流れを引き戻したかと思われたが後半40分。GKのフィードから途中出場のMFシェイ・チャールズが縦につけ、MFトム・フェローズが中に切り込みボールは再びチャールズに。落ち着いて決め切り、セインツが勝ち越しに成功する。試合はそのまま2-1で終了し、セインツがベスト4入りを決めた。