台北市立動物園のマレーグマ、札幌市円山動物園に到着 協力覚書に基づき動物を交換/台湾
台北市立動物園によると、同園で生まれ育った18歳の雌「小熊妹」(シャオションメイ)と18歳の雄「熊覇」(ションバー)が引き渡された。2頭はきょうだいで、マレーグマとしては「中年」に差しかかっているという。譲渡により、同園で飼育するマレーグマはいなくなった。
同園は23年までマレーグマを通算56年にわたり飼育していた。再導入の理由は保全の必要性と展示による教育的効果で、保全については日本国内での飼育頭数が減少しているため、海外から新たな血統の個体を導入することが重要だと説明。2頭がきょうだいであることから、繁殖にはどちらかの個体を日本国内の他の動物園などに移動させ、別の個体を迎えてペアにする必要があるとした。
「熊覇」は台北からの搬出の際に暴れて爪が割れるけがを負ったものの、円山動物園に到着してからは餌を食べる様子が確認されており、今後治療が行われる。2頭の一般公開については、追って公表するとしている。
(楊淑閔/編集:田中宏樹)
