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 ◇ア・リーグ アストロズ 9―7 エンゼルス(2026年3月29日 ヒューストン)

 アストロズ今井達也投手(27)が29日(日本時間30日)、本拠ヒューストンでのエンゼルス戦に先発してメジャー初登板。2回2/3で74球を投げ、3安打4四球4三振4失点で降板とホロ苦いデビューとなった。試合はアストロズが9―7で競り勝ち、エンゼルスとの開幕4連戦を2勝2敗とした。

 初回の今井は2番・トラウトを直球勝負で3球三振に仕留めるなど無失点だったが、2四球を与えるなど25球を要した。2回は2三振を奪い3者凡退も、ア軍が4点を先制した直後の3回、トラウトの中前打と2四球の1死満塁から4番・ソレアに左翼線へ3点適時二塁打を浴びた。2死後、アデルの左前適時打で同点とされ、交代を命じられた。

 今井との試合後の主な一問一答は以下のとおり。

 ――どんな気持ちで試合に入った。

 「本当に楽しみたいという気持ちだったんですけど、多少日本と違った雰囲気で投げたのもあって、久々に緊張した感じがあったので、よくなかったというか、いつもと違う感じでマウンドに立ってたなという感じですね」

 ――日本の打者との一番の違い。

 「テレビで日本でも見てましたけど、100マイル近いまっすぐでも平気ではじき返すような力あるんで、若干打たれるのが怖いというか、相手の能力の高さというか、そういうところが焦りじゃないですけど,

怖さというのにつながって、ちょっと力任せに投げてしまったところが今日はあったかなと思います」

 ――緊張がコントロールの乱れ。

 「(緊張)よりかはメカニズムの部分だったり、力任せに、少し力で抑えようとしてしまったのが一番よくなかったかなと思います」

 ――今日の経験で次はもっといい結果が出るか。

 「僕もそれを願ってますし、まだまだ練習不足、努力不足を感じたんで、もっと厳しくというか、ストイックに取り組んでいきたいと思いますね」

 ――フォームの中でコマンドに問題が出た?

 「(マウンドの)傾斜がだいぶ日本と違う。日本でやってたことをそのままやってみようと思ったんですけど、うまくマウンドの傾斜とアジャストするのが難しかったなと感じた。メジャーリーグのマウンドの仕様にアジャストしていかないといけないと思うので、一日でも早く傾斜にあったフォームというか、メカニズムを取得していきたいなとは思います」

 ――家族とかはどのぐらい見に来ていた。

 「家族と、いつも体を見てもらっているトレーナーさんたちと、10人ぐらいですかね、来てもらって、できれば5イニングぐらいは投げたいと思ったんですけど、初回、2回と球数増えてしまって、失点もありましたし、あんまりパフォーマンス的にはよくなかったので,

途中交代という形になってしまったんですけど、悔しいというか、悔いが残るところではありますね」

 ――今日はスライダーと直球がほとんどだったが、次からは。

 「もともと真っすぐとスライダーがほとんどですけど、スプリットやチェンジアップだったり、いろんな球種でストライクが取れるというのは今日改めて大事と感じましたし、フォークやチェンジアップの精度も、もっと上げていかないと勝負にはならないかなと感じましたね」

 ――次の登板へのメインの課題は。

 「難しいですね。ちゃんといっぱい食べて、いっぱい寝て、というぐらいだと思います(笑い)」

 ――早く寝るのが得意じゃないという中でデーゲーム。

 「まあ体も全然元気なんで。元気だからと言って、力を入れられるがゆえに力任せになってしまった部分があったので、そこがちょっとよくなかった」

 ――ポジティブな評価は

「初めての対戦なんであれですけど、真っすぐをハードヒットされることもなかったので、そこはよかったかなと思います」

 ――トラウトに直球勝負。

「サインどおりに投げただけです(笑い)」

 ――右打者の外に引っかけるボールはなかった。

 「真っすぐより変化球ですよね。スライダーである程度ストライクゾーンに投げられるというのはできるようになってきてるんで、スプリットやチェンジアップだったり、抜くような球のアジャストがまだ十分にできてない部分があるので、そこがもっと修正していかないといけない部分かなと」

 ――スプリットは抜けが多かった。

 「肘から出ちゃってるのかなとは思いますね」

 ――2回は球速も上がって3人で抑えたが、しっくりしないまま3回へ?

 「ちょっと攻撃が長くなった部分もあって。日本だと攻撃が長くなったりしたら、ベンチ前でキャッチボールの時間を多めに取ったりしてたんですけど、こっちではできないので対処法も考えていかないといけない」

 ――チームが勝って安堵(あんど)感は。

 「ないっすね(笑い)」

 ――トラウトに直球勝負した。楽しさは。

 「僕がどういう真っすぐを投げるとか、どういう軌道のスライダー投げるとかいうのは、あっちも初見なんでね。何回も対戦を重ねているよりかは難しい部分はある。今年1年間でしっかりゾーンで勝負できないといけないとは改めて今日感じましたね」

 ――最初に課題を見つけられた。

 「悪いところを見つけるなら早いうちがいいと思いますし、それが終盤のポストシーズンがかかっているところで見つかるよりはいいと思いますし、ホントに練習不足というかアジャスト不足とは感じましたね」