広島テレビ放送

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独自の視点で取材し旬な情報をお届けする「ミヤワキのシテン」。
今回は4月から変わるものに注目します。
・食料品の値上げ
・電気・ガス代の値上がり
・自転車の違反に対する反則金の導入
その中でも、広島市で変わる「不燃ごみの出し方」についてお伝えまします。
これまでは不燃ごみは中身の見えないこうしたゴミ袋で出すことが出来ましたが、4月からは透明、または半透明のゴミ袋を利用しなければいけません。その理由について取材しました。

広島市の担当者に聞きました。
■広島市 業務第一課 喜田 賢 課長補佐
「リチウムイオン電池を使ったような製品を原因とした 火災が多く発生しておりまして今回の排出方法を変更するということになっております」

不燃ごみの中にはスマートフォンや加熱式の電子タバコ。また、小型の家電など充電式電池が取り外せないものが含まれます。これらが原因で火災が発生する恐れがあるため、中がよく見えるよう4月からは透明か半透明のゴミ袋を使用する必要があります。

これは不燃ごみの収集の際、起こりうる火災を再現した映像です。リチウムイオン電池が押しつぶされたのち火が出ました。

■広島市 業務第一課 喜田 賢 課長補佐
「ごみの収集車に積み込むとき回転盤いうもので押し込んだりするんでど、そのときに圧力がかかってそれが発火の原因になっている」

広島市でも過去5年間に11件の火災が発生しており、そのうち4件が不燃ごみの収集の際に起きています。

そのため、4月から小型家電などはその他の不燃ごみと分けた上で、「危険」と書き、収集する人が認識できるようゴミ出しをすることが求められています。

火災の発生はゴミ収集車だけにとどまりません。5年前、安佐南区のゴミ焼却施設でリチウムイオン電池が原因とみられる火災が発生。

鎮火までに16日を要したほか運転再開までに半年以上かかりました。さらに、復旧のためにおよそ7億5000万円の費用が必要となりました。

広島市では各区役所などに小型家電のリサイクルボックスを設置しているほか、4月から変わる不燃ごみの出し方への周知を図ります。

■広島市 業務第一課 喜田 賢 課長補佐
「火災が発生しないようにするためには市民の皆さんの協力なくしては 成し得ない。ゴミ出しのルールを全員に守ってもらうことが一番大切だと思っているので、皆さんにお願いしたいと思う」

(宮脇キャスター)
4月からの広島市のゴミ出しのルールについておさらいします。まず不燃ゴミは中身が見える透明か半透明のゴミ袋を使う必要があります。
例えば、間違って黒のゴミ袋で出した場合、ゴミは回収してもらえません。

スマートフォンや電子タバコなど充電式電池が取り外せないものはほかの不燃ゴミと分ける必要があります。

その際に「危険」と書くことも忘れないようにしてください。安佐南区の焼却施設の火災は復旧に7億5000万円がかかったということですから一人一人の注意が必要です。

以上、ミヤワキのシテンでした。

【2026年3月25日放送】