山形放送

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山形市中心部で進む旧・大沼一帯の再開発に向けた動きが、新年度から本格化します。一帯の再開発はどのようなスケジュールで進むのかー。新たに整備される施設の機能とともに改めて整理します。

山形市中心部、旧大沼山形本店一帯の再開発を巡る基本構想。

山形市まちなみデザイン課・佐藤一大 課長「街の歴史や文化はしっかりと継承・発展させるとともにエリアの強みを生かしながら人の生活を支え日常や非日常を過ごすくらしの晴れの場となる魅力的な施設を目指します」

基本構想によりますと再開発の対象になるのは、北側の旧大沼、南側の「aZ七日町ビル」など合わせて6つのビルが建つエリアです。老朽化が進むこれらのビルを、今後解体。更地となったエリアに民間と公共の機能を併せ持つ新たな施設を2040年度までに整備するスケジュールです。実際の工事がスタートするのは2031年度から。旧大沼を含む北側エリアから始まります。まず、解体工事に要するのがおよそ2年、さらにその後2年後には、7階建ての低層施設が新設されます。この施設には、民間のテナントのほか、図書館や公民館など公益のゾーンも設けられます。そして2033年度以降に新築予定の市立病院済生館との連携したサービスを新たな施設で受けることが可能になる計画です。
続いて南側のエリアは、2035年度から解体工事を2年、その後新築工事を3年ほどかけて2040年度の完成を目指します。南側エリアに建つのは、15階建ての高層施設。商業、公益のゾーンのほか、ホテルなどが入る見込みです。
また北側と南側の中間エリアには広場が設けられ、イベント会場や休憩場所として活用される見通しです。

山形市議会・浅野弥史 議員「このスケジュールは最短で考えているのか縮められる可能性もあるのか」

山形市まちなみデザイン課・佐藤一大 課長「できるだけ(工期を)前倒しするような方策を国や県の指導を受けながら検討している」

旧・大沼一帯の再開発対象エリアに整備予定の施設は延べ床面積が合わせて3万3500平方メートル、総事業費はおよそ300億円の想定です。山形市では来年度中により具体的な基本計画を策定します。