TOKYO FM 80.0の公式Xより

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ラジオ局「エフエム東京(TOKYO FM)」は23日、ファッションブランドの「NEIGHBORHOOD」と日本のロックバンド「THE TIMERS」のコラボTシャツの販売を発表した。

THE TIMERSは、RCサクセションの忌野清志郎(2009年死去)に似た人物という設定の「ZERRY」ら4名で結成された覆面バンドで、TOKYO FMによると、忌野のデビュー55周年と同ラジオ局55周年の「ダブル55周年」を記念したコラボTシャツとなる。

Tシャツには忌野清志郎ことZERRYの姿と「腐ったラジオFM東京」という歌詞がプリントされている。

この「腐ったラジオFM東京」とは、1989年に放送されたフジテレビ系の音楽番組「ヒットスタジオR&N」にTHE TIMERSが出演した際、当初の予定を変更し、TOKYO FMを「腐ったラジオ」と揶揄(やゆ)した曲を演奏したことに起因する。

THE TIMERSがTOKYO FMのネガティブキャンペーンを行った理由は明らかにされていないが、彼らが作った曲を「放送に望ましくない」と放送中止にしたことに起因するという。

今回、TOKYO FMが「腐ったラジオFM東京」と書かれたTシャツを販売することは、ある意味で「自虐ネタ」ともいえるが、一部のTHE TIMERSおよび忌野清志郎のファンからは今回のコラボ商品はあまり快く思われていないようだ。

というのも、TOKYO FMは「腐ったラジオ事件」の際、THE TIMERSに対しては何もアクションを起こしていなかった。そのうえで今回のコラボTシャツ発売を発表したため「THE TIMERSを利用しただけ」と取られてしまったのだ。

また、熱狂的ファンからは「37年後の回答がTシャツ販売って……」「ただの小銭稼ぎに使われている」「彼らが伝えたかった事を何もわかっていない」「やっぱり腐ったラジオだった……」といった非難の声が相次いでいるのだ。
 
もっとも事件としては既に36年が経過しており、TOKYO FM側もTHE TIMERSを知らない世代がほとんどと思われるが、自虐やコラボするならば、やはりTOKYO FMも「腐ったラジオ」としてロックに応えてほしいものだ。