「大和証券Mリーグ2025-26」3月16日の第1試合で、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)が、幾重にも重なる重圧の中で、かつてないほどの苦悩に悶える一幕があった。

【映像】これか…いや、違う…迷いまくる白鳥翔の指先

 場面は南1局。2万6900点持ちの2着目につけていた白鳥だが、すぐ背後にはレギュラーシーズン突破を争うライバル、TEAM雷電・本田朋広(連盟)が2万6300点持ちの僅差で迫っていた。トップ目のU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)を追いつつ、本田の下には絶対に入りたくないという極限の状況だった。

 白鳥は持ち前の鳴きを駆使し、12巡目にテンパイを入れる。しかし、その待ち牌はすでに山には残っていない。そんな中、ラス目のEX風林火山・勝又健志(連盟)から先制リーチが飛ぶと、即座に本田も追っかけリーチを敢行。2軒リーチに挟まれた白鳥は、一転して絶体絶命の窮地に立たされた。

 直後に危険な東を掴んでテンパイを崩すと、続くツモ牌の6索も危険に見えて長考。実況の日吉辰哉(連盟)も「(切れるものが)何もない!これは困りました」と熱を帯びた実況で白鳥の窮地を伝えた。その後もツモる度に悩み抜き、迎えた最終18巡目。白鳥が手にしたのは、本田への当たり牌である6筒だった。

 白鳥は一度、三万を掴んで河に置きそうになるも、思い直して手牌の右端に置き直すという、本人も無自覚であろう迷いを露呈。最終的には6索を打ち出し、これには日吉も「いやー打ち切れない!こんなに優柔不断な白鳥、見たことないですよ!」と驚きの声を上げた。

 結局、この局は流局で幕を閉じたが、白鳥が背負った重圧の凄まじさが卓上に溢れ出ていた。ファンからは「このギリギリがまじで面白いだろ」「めっちゃ迷ってるな」「これは怖いよなぁ」「悩むーーw」「フェイント切り」「じらすねw」「パス使えばいいのに」と、そのあまりの苦悩ぶりに多くのコメントが寄せられた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)