チーク、リップ、アイライナー…取り入れるだけで印象アップ!コスメマニアが絶賛する「春新作コスメ」
美容エディター界きっての「コスメの目利き」との呼び声の高い森山和子さんが、毎月のお題に合わせて、製品への溢れ出る愛とともに令和の新名品を紹介するビューティ連載。第44回は、これからのシーズンにおすすめの新作アイテムをお届けします。
出会いの季節に好印象をアシストする、注目すべき春新作コスメ
まだちょっと肌寒いですが、まもなく桜が咲く季節が近づいてきましたね。お花見が大好きなので、早く温かくならないかな〜と心待ちにしています。そして、再び出会いの季節がやってきますね。初めましてのときの印象は悪いよりはいい方が良いはずですが、そんなときにちょっとしたスパイスになってくれるのがコスメのいいところ。今回は、取り入れるだけで印象アップにつながる新作コスメを厳選してご紹介します!
表情にシアーな温度感が広がる、SHISEIDOの新作ハイライターがすごい
みなさんは普段メイクをするときに、ハイライターは使用していますか? かく言う私にとっては、使わないと顔が完成しない! と断言できるほどのマストアイテム。鉄板の愛用品もあるのですが、最近は普通のツヤ感だけでなく光にニュアンスのあるものが気分なんです。いわゆる偏光パールが配合されたものも多くありますが、あまりに色味が強すぎるとなんだかちょっと大人の自分の顔には浮いてしまうような気がする中、今年の春の新製品の中でもとりわけ美肌かつ好印象をアシストしてくれるアイテムを発見!
それが、このSHISEIDOのパウダーハイライターなんです。見た目は淡いラベンダーのようですが、肌にのせるとほんのりと白みを帯びた淡いピンクに発色します。ただ、色名である「メデューサオパール」でもわかるように、まさにピンク? パープル? といった得も言われぬ不思議な光り方をするんですよね。
しかもこれ、パウダーなのにシルクのようにしっとり&さらさらとした塗り心地が最高なんです。独自のスキンケアリキッドでカラーパウダーを2重にコーティングしているという、実はすごい技術を採用。メイクしながらも肌がツヤッとハリのあるような印象になり、粉っぽさを感じさせないので目回りにのせてもシワっぽくならないところも魅力的。
私は鼻根、目頭脇のくぼみ、頬の上に部分のせしていますが、ほんのり表情に透明感とさりげない温度感のある光が加わって、ふんわり柔らかい印象に。自分の気持ちもちょっと嬉しくなるはずです。
ノールックでピュアに色づく、ぷっくりと厚膜に仕上がるポール & ジョーのバームタッチリップ
このリップ、実は私には待望の復活とも言えるアイテム! というのも、以前愛用していたリップスティック Nの103番というのがありまして、それがクリアなディープな赤い果実のような色だったんですね。でも、ある日生産終了に(涙)。むっちりとしたテクスチャーと色味が大好きだったのに!! と嘆いていたところ、なんと今年登場したこのリップが、まさにあの質感の進化版だったんです!
こちら、何が良いってまずノールックで塗れるところ。本当にリップクリームのように鏡を見ずに塗れる手軽さなのに、ものすごい秀逸なカラー設計で顔が盛れます。とはいえ、発色はシアーなので、その盛れ具合がまさにあざとい。素の唇が透けすぎることなく、きちんと色は感じるのに抜け感があるという、なんという素晴らしさ! しかも、縦ジワがきにならないくらいぷっくり厚みのある膜感がこれ1本で作れるんです。
09番は『フレンチ クロワッサン』という可愛すぎるカラー名。赤みの強くないカフェオレみたいな色で、ナチュラルなのにピュアにも盛れるため個人的に一番愛用しています。ほんのりピンクが気分な日は、07の『リドゥべべ』(フランス語でベビーベッドの意味)を。落ち着きのあるまろやかなピンクは、くすみのないピュアな唇に。乾燥対策にも抜群なので、いつもポケットにしのばせているほど日々欠かせないアイテムです。リップクリーム感覚で塗布して、いつどんな瞬間も潤いと血色感のあるフレッシュな唇をキープしてください。
このサイズ感・可愛すぎる色みに大歓喜な、Fujikoのクリームチーク
一番好きなコスメはリップなんですが、優劣つけがたいほど好きなのがチーク。何でかと言うと……、なんかワクワクするんですよね。チーク無しがかっこよく決まるタイプではないので、私の場合はチークレスのメイクは基本的に無し。リップ以上に顔の印象を大きく左右するのを感じるくらい、必須アイテムなんです。チークって色や質感が一見似ていると思っても、肌にのせるとちゃんと別物なんですよね。肌に馴染みすぎてどこかへ消えてしまうもの、シミや毛穴を浮き上がらせてしまうもの、白浮きしてしまうものなど、塗ってみないと本当にわからないのも面白くて。
中でも今一番愛用しているのがこちら! 直径4cmほどのコンパクトサイズでポーチに入れてもかさばらず、指でポンポンとつけられる手軽なクリームタイプ。とは言えベタッとするものではなく、パウダー1粒ずつをオイルコーティングしているので、クリーミーなのに肌の上ではサラふわな仕上がりに。おかげで毛穴もカモフラージュされるところも素晴らしいです。
全3色ありますが、個人的にはこの03番『売れっ子ピーチ』をヘビロテ。ほどよいミルキーさのある彩度高めなコーラルが、絶妙に肌から浮いてアクセントになってくれるんです! おかげで肌印象もクリアになりパッと表情が明るく見えるので、メイク時にテンションが上がります。同時発売された丸っこいポンポンパフがあるのですが、一緒に使うともっと手軽に塗布が可能。それでこの価格もはもはや神レベルだと思っています! 初めましてのときに、ニッコリ笑顔を後押しするチークとして、全力でおすすめします。
パンダ目回避&号泣したって大丈夫! なのにお湯オフ可能なKATEの超強力リキッドアイライナー
どんなメイクトレンドが生まれようとも、お仕事で様々なメイクをご紹介しようとも……、私の顔面にはいつだってアイライナーが必須なんですね。目幅を出したいんですよ、顔の余白を埋めるために。というわけで、もうかれこれ20年以上ありとあらゆるアイライナーを使用してきまして、その都度「これが最高! 落ちない!」というものを見つけてはきましたが、今回は衝撃的に滲まず消えないリキッドに出会いました。
それが、このケイトの新作です。名前をご覧ください。『ナミダノツルギライナー』って、なんだか強そうなうえに呪文みたいで気になりますよね。こちらは号泣にも耐えうる圧倒的なラスティング力をコンセプトにした最新コレクションで、マスカラもございます。そちらはウォータープルーフ処方なんですが、リキッドアイライナーはお湯落ちなのに、最強に落ちないを実現しているんです!
え〜本当〜〜? と半信半疑で使ったところ、夜帰宅して鏡を見たら、まさかのハネまでそのまんま!! 「えー!」と内心びっくりしました。固くて強い膜と伸縮性のある膜の、2種の皮膜形成剤をブレンドしているため、涙にもこすれにも汗や皮脂にも強い設計になっているのだそう。愛用するブラウン系が2色展開されているのもありがたい。気づいたら目の下が真っ黒になってた、なんてことも防げるので、清潔感のある印象もキープできます。この落ちない衝撃、ぜひ試してみて下さい!!
●情報は、FRaU2026年3月時点のものです。
※本記事で紹介している商品の現時点での森山調べでの金額です。
Photo:Kevin Chan Composition&Text:Kazuko Moriyama
