一日の終わりに温かいお風呂に浸かるのは至福のひととき。だが、疲れ果てた夜は「入るのが面倒……」と感じることもあるだろう。ガールズちゃんねるに3月上旬、「次の日仕事がない時は風呂キャン(入浴をキャンセルする)してしまう」というトピックが立った。

「不潔なのはわかっていますがめんどくさいので」

というトピ主に、ネット上ではどんな意見が飛び交ったのか。(文:篠原みつき)

「めんどくさい」が勝つ? 罪悪感を抱きつつも風呂をスキップ

 

トピ主は、次の日に仕事がない日は高確率で「風呂キャン」をするという。「不潔なのはわかっている」と罪悪感を抱きつつも、どうしても「めんどくさい」という気持ちが勝ってしまうようだ。

たしかに、服を脱ぎ、体を洗い、濡れた髪を乾かすという一連のプロセスは、疲労困憊の体にはなかなかの重労働に感じられるものだ。もし家事を担う人であればそこに風呂掃除も入ってくる。

誰にも会わない休日であれば、1日くらい入浴しなくても他人に迷惑をかけるわけではない。このトピ主の密かなカミングアウトに対し、掲示板では非難が殺到するかと思いきや、予想外の盛り上がりを見せていた。

「現代人は洗いすぎ」「ガス代の節約」圧倒的な共感の声

トピックには多くの共感や賛同の声が寄せられた。

「風呂キャンは最先端だよ。風呂キャンしてない人は遅れてる」「冬場はわりと1日おきとかになってる その方が髪も調子いい」

また「明日外に一歩も出ないのに風呂入る必要ないじゃん?現代人は洗いすぎなんだよ」「水道代もガス代も節約しないと」という経済的な観点からの賛同も目立っていた。

一方で、当然ながら「毎日入る」という清潔派からの反論もある。

「汚れた体でお布団入るのが嫌なので入ります」「汚い自分がストレスなので絶対毎日入ります」

外のホコリや汗を洗い流さずにベッドに入ることに、強い抵抗を感じるのも当然の感覚だろう。

また、女性特有の悩みに対する議論もある。「生理中はそうする」というコメントに対し、「生理中こそ汚くない?お股洗わないの気持ち悪い」というツッコミが入り、ここでも意見が分かれていた。

毎日お風呂に入るのが当たり前とされている現代日本だが、歴史的に見れば、毎日入浴する習慣が根付いたのは家庭風呂が普及した昭和中期とも言われ、そう昔のことではない。体質によっては、洗いすぎることで肌が乾燥してしまうこともあるだろう。

清潔な布団で眠る心地よさは何物にも代えがたいが、疲弊しながら無理をして入浴するより、そのまま眠ってしまう方がいい場合もあるだろう。

他人に不快感を与えず、自分が気にならない範囲なら、「風呂キャン」も立派な休息のカタチではないだろうか。