「ナイスピッチング」→「サンキュー」 勝敗を超越したサトリアの67球…井端弘和監督の直接の労いにSNS大感動【WBC】

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日本代表相手に4回2/3を無失点に封じたサトリア(C)Getty Images

 野球日本代表「侍ジャパン」は3月10日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドの最終4戦目で、チェコ代表と対戦。9-0で4連勝を飾った。

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 敗退が決まっていたチェコは4連敗となったが、7回まで0-0の大善戦。その原動力となったのが、先発のサトリアだ。今大会限りでの代表引退が決定的な右腕は、宝刀のチェンジアップを武器に4回2/3を6安打無失点。67球の熱投だった。

 そんなサトリアに対して、日本代表の将も敬意を表した。先に記者会見を終え、退出する井端弘和監督が、待機していた右腕と対面。「ナイスピッチング」と声をかけた。突然の労いを受け、サトリアは「サンキュー」と嬉しそうに返答。驚きもあったのか、ホッと一息つく様子も見られた。

 この場面をチェコ野球『Baseball Czech』の公式SNSが映像で投稿。わずか6秒間のショートムービーながら、野球ファンを感動させるには十分だった。コメント欄には「映像見て涙こぼれたよ…」「これぞスポーツマンシップ」「とても幸せな気持ちになりました」「これは泣くわ」といった称賛の反応が相次いだ。

 29歳のサトリアは前回2023年大会の日本戦でも先発登板。大谷翔平から空振り三振を奪うなどして、存在感を示したが、3回3失点で敗戦投手だった。3年間の成長を示した力投に、東京ドームは万雷の拍手。右腕は涙を浮かべながら、その光景を目に焼き付けるようにして、マウンドを降りた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]