Photo: 長谷川賢人

「ちょうど欲しかった気持ち」が全部入りだったんです。

ふらふらと「CP+ 2026」を歩いていたら、ハクバ写真産業のブースの一角に、眼にも鮮やかなイエローが! 何かしらと立ち止まってみるとカメラバッグです。

「Chululu レニュー フラップショルダーバッグ M」を手にして、ハッ!と感心したのがフラップでした。

スッ、パチッ、という心地よさ。おお、これはマグネット式だ!

「はずれない」と「すぐ開く」が両立しています

Photo: 長谷川賢人

街歩きのお供にしたいカメラバッグに求めるものといえば、一つは機動性だと思うんですね。カメラやレンズをサッと取り出したい。

ファスナー式はまぁ確実だけれど、デザインからしてどうしてもファスナーが目立つ。あと、個人的にはマジックテープ式はちょっといただけない。いわゆるお財布マジックテープのバリバリ的気まずさもありますが、静かなカフェや美術館みたいなところだと、音が案外響くように思えて気まずい……。

それぞれ機能的には何も問題ないのに、もっといい方法ないかしら、と思っていたところに出会ったのがこのバッグ。

力を入れなくてもパッと開き、閉めるときはフラップを下ろすだけで自然にパチっと吸いつきます。ファスナーのように両手を動作させる必要も、マジックテープのような音もない。

とはいえ、マグネット式の心配事といえば「勝手に開かないか」でしょう。しまう機材や扱い方にもよってくるはずですが、手持ちの機材で確認した感じでは、多少の揺れや接触でパカッと開いてしまうことはありませんでした。

収納は「プラスワン」がしまえる余裕がイイね

Photo: 長谷川賢人

ファスナーがないことで、見た目もシンプルなショルダーバッグに仕上がっていますが、中身の設計はちゃんとカメラユーザー向け。

カメラ収納部の内寸はW250×H200×D125mm。標準レンズ付き一眼レフ+交換レンズ1本が入る容量で、ミラーレスならもう少しゆとりが生まれそう。中仕切りは2枚付属しており、機材の構成に合わせて位置調整できます。

さらに、背面側には9.7インチ程度のタブレットがしまえるくらいのスリーブが備わっているのも嬉しい。街撮りしたらすぐにデータを移して見たいとか、iPadに転送しながら写真を確認したいとか、実はこのスリーブの恩恵は大きいと思うんです。

image: ハクバ写真産業

さらに仕切りは調整や取り外しが可能なので、カメラを持ち出さない日はただのショルダーバッグとしても使えます。

それゆえに、このイエローやオリーブといったカラーリングが嬉しいわけです。

Photo: 長谷川賢人

500mlのペットボトルが縦向きで入るというアピールも、普段使いの観点からは地味にありがたいポイント。

そう思うと、基本のカメラとレンズはストラップで首から下げて、交換レンズとペットボトルをしまっておく、みたいなスタイルも可能ですね。街歩き中の水分補給もばっちり。意外とペットボトルってしまうところなくて難儀してたからありがたいかも。

バッグ自体の重量は約330gと軽量で、機材を入れても全体的な重さは過度になりにくい印象です。

サステナブル素材という、もう一つの顔

Photo: 長谷川賢人

素材には伊藤忠商事の循環型素材ブランド「RENU®」のリサイクルポリエステルを採用しています。廃棄衣料や生産時の端切れを原料とすることで、化石燃料の使用量削減と衣料廃棄量の削減を同時に実現した、というものです。

スペックに直結する要素ではありませんが、選ぶ理由の一つになる方もいるでしょう。

Photo: 長谷川賢人

カラーは、オリーブ、ネイビー、ブラック、マスタードの4色展開。CP+ 2026の会場で目を引いたのはマスタードの鮮やかさで、どうも黒っぽく無機質になりがちなカメラ機材の文脈に、良い差し色が入ってくれる感じがしました。

カメラバッグにありがちな「いかにも機材バッグ」な見た目から距離を置いているのも、北欧の空気をイメージしたという「Chululu」ブランドのコンセプトとも合っていますね。

公式サイトによれば希望小売価格は1万2130円(税込)。

実用性だけ考えればもっとお手頃なものは色々ありますが……カラーリング、一人二役の利便性、街歩きカメラバッグとしてのちょうどよさ、それに快適なパチッとマグネット式フラップ、とコチラを選びたくなる理由もあるはずです。

Source: HAKUBA

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