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同僚とシール交換!?

後生川凜アナウンサー「手元にあるのはシール帳なのですが、これは私の同級生(29歳)のものです。このほかにも5冊持っていて、同年代の職場の同僚とシール交換をして楽しんでいるそうです」

【写真を見る】“ぷっくりつやつや” が特徴の「ボンボンドロップシール」

子どもはもちろん大人もハマるというシール集め、その魅力に迫りました。

シール帳を複数冊持つ人も

高校3年生(シール帳3冊持ち)「流行ってるよね、みんなけっこう買ってます。懐かしくなるんじゃないですか」


年末年始に、親戚の集まりでシール交換をしたという女の子も。

小学3年生(シール帳2冊持ち)「かわいくてぷっくりしているところが好き」

取材をしていると、シール帳を持って歩いている小学生を見つけました。
小学2年生の2人組「友達と遊んだり交換したりするときに持って行く」「素材とかいろいろ可愛いから、自分で始めました」

この日はカフェでシール交換を楽しんだそうです。


他にも、ステッカー集めが趣味という女性も。
20代「小さい紙だから集めやすくて、結構コレクションしちゃう。楽しくてテンション上がります」

7000種類以上そろえる専門店がオープン

ステッカーを扱う店が、去年12月、熊本市中心部の商業施設にオープンしました。

中に入ってみると、所せましとステッカーが並べられています。その数は7000種類以上。

この店、週末はレジ前に行列ができるほどにぎわっています。その理由は?

BーSIDE LABEL 熊本店 宮川美穂さん「最近はステッカーを求めても取り扱っている店舗が少なくて、探しても無い状態だった。これだけの種類のステッカーがあるということで『何でもある』と喜んで見てくれている」

ステッカー需要が限られ、業界全体として商品の展開が少なくなりつつある中、品揃え豊富な店が珍しく、注目されているといいます。

エリア限定ステッカーも

実際、お客さんを見てみると。

来店客「かわいい!『チンチラ』です」「チンチラとネコを飼っていて初めてステッカーを見て興奮しています。やばいね」

小学2年生「誕生日にプレゼントにあげるシール」
フラダンスをしている友達にぴったりなステッカーが見つかりました。細かい需要に応える品揃えで人気のようです。

中には熊本を意識した商品も。

宮川さん「ここは全て熊本店限定の熊本にちなんだデザイン」

一押しはムキムキのクマがビールを持った「さしよりビールば」ステッカー。

他にも。

宮川さん「天草四郎を美少年化したものや、『いきなりだんご』を落として『バッ(熊本弁で驚いたときの感嘆詞)』と驚いているレッサーパンダ。熊本の何かにちなんだデザイン」

そして、盛り上がりを見せていたのは、メッセージ性の強いステッカー選びです。

「朝帰り禁止」「ポンコツ」

来店客「これこれ!『朝帰り禁止』です」
来店客「全然『ポンコツ』っすよ。『忘れ物注意』は忘れちゃいけないものに貼ろうかな」

ちょっとした自己主張です。

高校生の姉から中学生の妹に選んだのが。

姉「『お客様!!こちらで遊ばれては困ります!!』いろんなところで普段から遊ぶから、遊ぶなってね」

ステッカーを介したコミュニケーションが生まれていました。

入手困難「ボンボンドロップシール」

熊本県菊陽町の店でもシールの人気は凄まじく。

デサキ熊本菊陽店 内村亮子店長「従来のシールの需要からしても、軽く2倍以上、3倍くらいにはシールを販売しています」

なかでも人気なのが。

「ボンボンドロップシールという立体のシールが欲しい」
「ボンボンドロップシールを探しにきました」
客「朝イチ来たんですけど…ありませんでした」

ぷっくりつやつやとした立体感に、ちゅるんっとした透明感。これが「ボンボンドロップシール」の特徴です。

デサキ熊本菊陽店 内村亮子店長「毎日のようにお問い合わせはいただくが、入荷予定もまったく未定で、本当にご用意したいと思いながら商品を待っているところでございます」

入荷した時には、100人以上の行列ができ、トラブルを避けるため、店頭には商品を並べず、レジで受け渡し。さらには個数制限も設けています。

この人気は何なのか。

『平成女児ブーム』の一環?

芝浦工業大学 原田曜平教授「ふつうに女子大生とかOLさんとかが、シール集めを楽しそうにやっているというのは少し奇妙な光景、過去にはなかった現象ではありますよね」

こう話すのは、若者文化に詳しい芝浦工業大学の原田曜平教授。平成に子ども時代を過ごした高校生から30代くらいの女性が、当時の遊びや憧れを再燃させる『平成女児ブーム』の一環だと話します。

原田教授「小さいときは親に買ってもらえないなど制限があったのが、所詮シールなので、大人になってしまえば贅沢に大人買い(まとめ買い)できる。昔できなかったものでストレスを解消して自由にやる」

このブームはいつまで続くのでしょうか。

原田教授「未来予測なので難しいですけど、多少『手に入らない感』があった方が人はそれを求め続ける。メーカーが大量にバーっと作ってしまうとその行為自体に価値がなくなってしまうというのは大いにあり得る」