「ボールボーイやっていた」日立台で柏に立ちはだかった東洋大DF岡部タリクカナイ颯斗
[6.11 天皇杯2回戦 柏 0-2 東洋大 三協F柏]
中学年代は柏U-15でプレーしていた東洋大のDF岡部タリクカナイ颯斗(1年=市立船橋高)にとっては、憧れだった三協フロンテア柏スタジアム。黄色のユニフォームをまとってのプレーではなかったが、込み上げてくる感情があった。
「ボールボーイとかよくアカデミーのときにやっていたんですけど、いざピッチに立つと、本当に柏の応援はすごいなって思いました。中学のときからすごい憧れてた、目標にしてきた舞台なので、レイソルのユニフォームを着て立ったわけじゃないですけど、あの中でサッカーをできたっていうのは、すごいなっていうか、なんか言葉に表しづらい感情がありました。試合を通してめちゃくちゃ楽しかったっていうのが1番です」。
チームとしての劇的な勝利とともに、岡部は個人的な思いを噛み締めた。
柏U-15から市立船橋高へと進学した岡部は、同校で主将を務め、U-18日本代表、日本高校選抜と研鑽を積んできた。東洋大進学後は、5月10日の関東大学リーグ1部第7節ではじめてベンチ入りして途中出場をはたすと、5月31日の第10節、6月8日の第11節で先発の座をいとめていた。
「先輩がすごいやりやすい雰囲気とか環境をつくってくれているので、自分は思う存分プレーできています。ここからもっと定着していかないといけないですし、リーグ戦もしっかり勝っていかなきゃいけないので、また明日から積み重ねていきたいです」。浮かれすぎることなく、岡部は前を向く。
攻撃的なサッカーでJ1で上位争いを演じる柏を相手に、無失点で終えた東洋大。後半から柏が主力を次々と投入すると、リーグ4G4Aと攻撃陣を牽引するFW垣田裕暉とも対峙した。延長前半9分には、垣田に決定機を許しそうになったが、岡部がスライディングで対応。そのプレーでピッチに座り込むと、DF山本虎(2年=青森山田高)と交代した。
「知っている選手とマッチアップして、やれないことはないなと思いましたし、今まで通りこれからも積み重ねていけば届く場所だと思うので、ここから勘違いせずがんばっていきたい」
プロとの試合に手応えをつかんだ岡部。続く3回戦では再びJ1クラブである新潟と対戦する。新潟には、昨年、東洋大在学中からJ1やルヴァン杯での出場を重ねていたDF稲村隼翔が在籍している。岡部は稲村と入れ違いで東洋大に入学する形になったが、同じCBである稲村から学んでいるという。
「一緒にプレーすることはできなかったですけど、稲村さんのプレーはDAZNとかでめちゃくちゃ見て勉強しているので。大学のうちからプロに行って、両方の舞台で戦えるような選手になっていかないといけないなと思っています」
18歳のDFは高みを目指す。
(取材・文 奥山典幸)
中学年代は柏U-15でプレーしていた東洋大のDF岡部タリクカナイ颯斗(1年=市立船橋高)にとっては、憧れだった三協フロンテア柏スタジアム。黄色のユニフォームをまとってのプレーではなかったが、込み上げてくる感情があった。
「ボールボーイとかよくアカデミーのときにやっていたんですけど、いざピッチに立つと、本当に柏の応援はすごいなって思いました。中学のときからすごい憧れてた、目標にしてきた舞台なので、レイソルのユニフォームを着て立ったわけじゃないですけど、あの中でサッカーをできたっていうのは、すごいなっていうか、なんか言葉に表しづらい感情がありました。試合を通してめちゃくちゃ楽しかったっていうのが1番です」。
柏U-15から市立船橋高へと進学した岡部は、同校で主将を務め、U-18日本代表、日本高校選抜と研鑽を積んできた。東洋大進学後は、5月10日の関東大学リーグ1部第7節ではじめてベンチ入りして途中出場をはたすと、5月31日の第10節、6月8日の第11節で先発の座をいとめていた。
「先輩がすごいやりやすい雰囲気とか環境をつくってくれているので、自分は思う存分プレーできています。ここからもっと定着していかないといけないですし、リーグ戦もしっかり勝っていかなきゃいけないので、また明日から積み重ねていきたいです」。浮かれすぎることなく、岡部は前を向く。
攻撃的なサッカーでJ1で上位争いを演じる柏を相手に、無失点で終えた東洋大。後半から柏が主力を次々と投入すると、リーグ4G4Aと攻撃陣を牽引するFW垣田裕暉とも対峙した。延長前半9分には、垣田に決定機を許しそうになったが、岡部がスライディングで対応。そのプレーでピッチに座り込むと、DF山本虎(2年=青森山田高)と交代した。
「知っている選手とマッチアップして、やれないことはないなと思いましたし、今まで通りこれからも積み重ねていけば届く場所だと思うので、ここから勘違いせずがんばっていきたい」
プロとの試合に手応えをつかんだ岡部。続く3回戦では再びJ1クラブである新潟と対戦する。新潟には、昨年、東洋大在学中からJ1やルヴァン杯での出場を重ねていたDF稲村隼翔が在籍している。岡部は稲村と入れ違いで東洋大に入学する形になったが、同じCBである稲村から学んでいるという。
「一緒にプレーすることはできなかったですけど、稲村さんのプレーはDAZNとかでめちゃくちゃ見て勉強しているので。大学のうちからプロに行って、両方の舞台で戦えるような選手になっていかないといけないなと思っています」
18歳のDFは高みを目指す。
岡部タリクカナイ颯斗にとって憧れだった“日立台”でプレー
(取材・文 奥山典幸)
