インドネシア戦でコンビネーション抜群だった久保と鎌田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 2025年6月10日、北中米ワールドカップのアジア最終予選で日本はインドネシアに6−0と大勝。この日の主役は、2ゴールの鎌田大地と1得点・2アシストの久保建英だろう。

 実際、このふたりは阿吽の呼吸でインドネシアの守備網を切り裂く。象徴的だったのが、2−0で迎えた前半アディショナルタイム(45+6分)の得点シーン。久保のスルーパスに反応した鎌田がそこからドリブルで持ち込んで最後はループシュートで決めた場面だ。

 改めて「久保選手との相性の良さを示した点をどう感じていますか」と訊くと、鎌田は次のように答えてくれた。

「長い間、代表で一緒に出場しているだけでなく、一緒に過ごしていて似たような感覚があるのは分かっています。彼とやる時は他の選手と違った感覚がありますし、(3−4−2−1システムのシャドーの)左に右利き(鎌田)、右に左利き(久保)の選手を置いているので、中に入った時はやりやすいですし、本当に今日はいいコンビネーションができました」
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 より具体的にどういう部分が久保と共鳴するのか。

「常に(久保は)顔を上げてくれているなと。例えばスルーパスをひとつ出すにしても、普通ではなく股を狙ったりとか。そこでミスしても狙いは分かるなと。そういう部分で僕と似たようなものは多いと感じます」

 異次元の感覚を共有できる“天才コンビ”。今後、このふたりが森保ジャパンの軸になるのだろうか。インドネシア戦での彼らはそんな期待を抱かせるパフォーマンスを間違いなく披露してくれた。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)