「世界的な供給網の地位と台湾海峡の現状維持する」 蔡総統、きょう就任7年
蔡氏は、これまでの7年間で台湾は大きな変化があったと強調。「自主国防」は夢ではなくなったとした他、米中貿易摩擦による経済情勢の変化、新型コロナウイルスの流行などにより、台湾の経済は不利な状況から立ち直っただけでなく、ハイテク産業は世界のサプライチェーンで代え難い鍵となる地位を確立したと語った。
その上で台湾は世界に向けて最も効率的で安全な貿易パートナーであることを証明したと語り、今後はさらに強靭(きょうじん)な経済と産業体制を作り出し、国際的なサプライチェーンにおける台湾の地位を揺るぎないものにすると意欲を示した。
蔡氏は、台湾はリスクのある環境に置かれているとしながらも、リスクを引き起こすことはせず、リスク管理に責任を負うと語り、世界の民主主義コミュニティーと共に協力して対策に取り組むと述べた。
台湾海峡問題については、世界が「必ず平和的に解決し、非平和的な方法で一方的に現状を変えてはならない」とする明確な共通認識を持っていると主張。平和を維持するためにはまず自分自身を強大なものにすべきだとし、団結をすればするほど、安全が保障されるとの認識を示した。
また政府はこれからも国民の生活に幸福をもたらす者としてさらに努力し、台湾人をより幸せにし、国家を引き続き前進させると意欲を示した。
(温貴香、頼于榛、游凱旋/編集:齊藤啓介)
