「ハイエース」で「入浴」!? 斬新「風呂エース」! 車中泊ならぬ「車中浴」の楽しみとは
「海を眺めながらの“車中浴”は最高」と語るオーナーを直撃!
クルマで泊まる「車中泊」旅の人気が高まっていますが「車中浴」している人はなかなかいないでしょう。
ハイエースのキャンピングカー「風呂エース」に乗り、旅先の気ままな露天風呂を楽しむきらTVさんに、その極意を教えてもらいました。
愛車のキャンピングカーは、ケイワークス製「EVANS(エヴァンス)」。
【画像】ハイエースに「お風呂」!? 究極の「露天」スタイルを写真で見る(21枚)
ハイエースのワイドボディ・ミドルルーフ車をベースにしたモデルで、上質な雰囲気の室内空間が特徴です。
きらTVさんはさらにマット塗装やバンパーガードなどで大胆にカスタマイズ。
独自の凄味あるスタイルに仕上げています。
気になる“風呂エース”のお風呂は、エヴァンスの後部荷室フロアに備わる、大型の床下収納を有効活用。ステンレス製で防水性に優れ、水抜き穴もついています。
ここにお湯を張ってみたところ、ちょうど良いサイズだったといいます。
きらTVさんは「本来の使い方とは違うので、あくまでも『自己責任』です」と話しますが、すでに4年ほど使用していて問題はないようです。
お湯を沸かすのはどうしているのでしょうか。
外部電源が確保できる場合には、簡易式の温熱機器を使うのだといいますが、今回みせてもらったのは薪(まき)ストーブを用いた方法でした。
ステンレス製のホースを直接薪の火にかけ、ホース内に風呂の水を循環させる仕組みです。
ストーブの火力が安定し、窯のなかが高温状態を保っていれば、わずか40分くらいで湧くといいます。
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いままで入った露天風呂のなかで、どのようなシチュエーションが良かったのかたずねると、次のように話します。
「海を眺めながら入るお風呂が好きですが、目の前がすぐ海という場所で、都合よくクルマが停められるところは意外とありません。
そんななかで、石川県の千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ沿いで、海を見ながら入った露天風呂が最高でした」
全長およそ8キロの千里浜なぎさドライブウェイは、クルマが走行可能な日本で唯一の砂浜で、夏場の海水浴後に入ったのだといいます。
今後も絶景を求め、風呂エースで車中泊と車中浴の旅を続けたいと語っていました。