花蓮で事故死した日本人の遺族が逆転勝訴 台湾の道路局に賠償求めた訴訟
今回の国賠訴訟を起こしたのは、2017年9月に起きた落石事故で息子の寛之さん(当時35歳)を亡くした白井良一さん夫妻だ。寛之さんは現地開催の自転車大会「太魯閣(タロコ)国際ヒルクライム」に出場する予定だったが、大会前にコースを試走していたところ落石に見舞われ、帰らぬ人となった。
一審では地裁が現場付近に「落石注意」の標識があったことなどに触れ、公路総局が責任を果たしていたとした。これに対し、二審判決は同局が落石の恐れがあると知りながら事故を十分防げる具体的な措置を適時に取っておらず、落石防止施設にも欠陥があったと認め、これと寛之さんの事故に因果関係があるとして原告側の逆転勝訴とした。
(余暁涵/編集:羅友辰)
