フェアレディZの新型モデルが発売に

日産 フェアレディZ Version S 2002年モデル

日産は、2002年7月30日にZ33型となるスポーツカー『フェアレディZ』を発売しました。

フェアレディZは、先代にあたる4代目フェアレディZ(Z32型)が2000年8月に生産を終了し、一時的に絶版車となっていましたが、約2年の空白期間を経て再び発売に。

「ハイパフォーマンス」「デザイン」そして「ハイバリュー」の3つの特長をもったスポーツカーとして、新たにデビューします。

21世紀の新しいスポーツカー、フェアレディZらしさを表現

日産 フェアレディZ Version S 2002年モデル

日産はZ33型フェアレディZについて、世界中の誰もがスポーツドライビングを楽しめる新しいスポーツ性能を目指し、『フラットライド・スポーツ』の考え方を取り入れたとしています。

『新FRスポーツパッケージ』を採用し、視線移動が少なく、繊細なドライビング操作ができる運転環境作りと、意のままに高次元のドライビングを楽しめるスポーツ性能の提供を実現。

クラス最大径のスポーツタイヤや、フロント53:リア47に最適化された前後重量配分、低重心、クラストップの空力性能、スポーツ走行に適したドライビングポジションなど、スポーツカーにふさわしいパッケージが与えられています。

日産 フェアレディZ 2002年モデル VQ35DE型エンジン

また、低回転から大トルクを発生する新開発の3.5リッターV型6気筒エンジン『VQ35DE』を搭載し、新開発6速マニュアルミッションまたはマニュアルモード付き5速オートマチックミッションを組み合わせるほか、鍛造アルミパーツを使用したマルチリンクサスペンションや上位グレード向けにブレンボ社製ブレーキシステムを用意するなど、高い性能のスポーツユニットを採用。21世紀のスポーツカーの理想像を追求したとしています。

デザイン面では、エクステリアは無駄を排除しキビキビとした新しいスポーツカーらしさを、インテリアではドライバースペースとスポーツカーらしいタイトな感覚を両立させたキャビンを、細部に至るこだわりによって高品質と高性能を表現。質の高い車造りを追求し、価格から想定する以上の性能、デザイン、感性品質を実現していると発表しました。

日産 フェアレディZ Version S 2002年モデル

全グレードで2WD(FR)式となっており、グレードはベースグレードのほか『Version T』、『Version S』、『Version ST』を展開。『Version S』および『Version ST』は6速マニュアルミッションのみの設定となっています。税抜の希望小売価格は3,000,000円から3,600,000円です。

車名 希望小売価格(税抜) フェアレディZ 6MT:3,000,000円
5M-ATx:3,100,000円 フェアレディZ Version T 6MT:3,300,000円
5M-ATx:3,400,000円 フェアレディZ Version S 6MT:3,300,000円 フェアレディZ Version ST 6MT:3,600,000円

「毎年進化する」最終的に300馬力超え

日産 フェアレディZ Version NISMO

5代目となるZ33型フェアレディZは2002年7月30日から2008年12月1日のフルモデルチェンジまで、約6年間販売が続けられました。クーペボディが発売された翌年の2003年10月1日にはソフトトップの『フェアレディZ ロードスター』も発売されています。

Z33型フェアレディZはデビュー当初「毎年進化する」と宣言され、その宣言どおり毎年改良モデルが登場。エンジンは当初VQ35DE型エンジンを搭載していましたが、マイナーチェンジでVQ35HR型に変更。これにより313馬力になるなど、年々性能が磨かれました。

また、2007年1月にはNISMOとオーテックが共同開発し、車体性能が大幅に向上したハイパフォーマンスのコンプリートカー『バージョンニスモ』を発表し好評を博しました。2008年12月に発売された後継モデルのZ34型にもこのバージョンニスモが追加され、2021年8月に登場した新型フェアレディZも、バージョンニスモの登場が待たれています。