JALともパートナーシップ契約を締結! Uber Japanが異業種とのコラボで見据える未来とは?
笹川友里がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DIGITAL VORN Future Pix」。この番組では、デジタルシーンのフロントランナーをゲストに迎え、私たちを待ち受ける未来の社会について話を伺っていきます。2月19日(土)の放送は、Uber Japan株式会社 モビリティ事業ゼネラルマネージャーの山中志郎(やまなか・しろう)さんをゲストに迎え、お届けしました。

山中さんは、物流会社FedEx(フェデックス)でエンジニアとして勤務後、米・マサチューセッツ工科大学での研究助手を経て、戦略コンサルティング会社マッキンゼーに入社。その後Googleに移り、アメリカ本社でeコマース向け物流事業の立ち上げに従事。2019年11月にUberに入社後は、日本のモビリティ事業のオペレーション部門を指揮。2020年10月よりゼネラルマネージャーとしてモビリティ事業を統括しています。
◆世界2位と言われる日本の“タクシー市場”
Uber Japanは、フードデリバリーサービス「Uber Eats」をはじめ、山中さんが統括するモビリティ事業では、タクシー配車サービス「Uber Taxi」、さらには高級車でのプレミアムな配車サービス「Uber Black」を展開しています。
Uberといえば、アメリカや欧州、アジア各国では、ライドシェアサービスで大きく成長を遂げたものの、「日本では、ライドシェアではなくタクシー会社と提携して、アプリ配車サービスを提供するという戦略をとっている」と言います。
とはいえ、Uberでタクシー配車サービスを提供している国は30ヵ国以上で、「日本ならでは、日本だけというわけではない。日本は世界2位と言われる大きなタクシー市場があるので、Uberのグローバルのなかでも重要な市場の1つとされている」と語ります。
Uber Japanと提携するタクシー会社にとっては、「世界70ヵ国で配車事業を展開していて、世界最高水準の技術やマッチングアルゴリズムなどに非常に自信を持っている」と胸を張ります。また、利用者にとってのメリットは「我々がビジネスを展開している世界70ヵ国で、まったく同じアプリが世界中でそのまま利用できるのは大きな特徴だと思う」と話します。
現在はコロナ禍で海外への行き来は容易ではありませんが、「日本から知らない国や街に行っても、Uberが利用できるところであれば、日本でいつも利用しているアプリを使って安全・安心に移動することができる。同様のことがインバウンドの需要にも言えて、海外から日本に来られた方が、空港で最初に開けるアプリの1つだと考えられている」と言います。
Uberのプラットフォームは、ドライバーと利用者が相互に評価する仕組みとなっています。その理由については、「プラットフォームとして成立するためには、サービスを提供してくれるドライバーの方はとても大切ですし、お客さまも大切。両方を大切にしないと、このサービスは成り立っていかないので、相互評価という形にしている」と説明。
山中さんによると、日本におけるタクシー利用のうち、アプリ配車サービスの利用率はおよそ5%だそうで、「近年、(利用率は)上がってきているが、それでもほかの国に比べると、まだかなり低い状態です。とはいえ、特に大都市圏で勢いを感じていて、これから急成長していく段階だと考えている」と手応えを語りました。
◆好循環を生むモビリティの未来
デジタル技術の導入によって「タクシー業界はさらに進化していく」と山中さん。なぜなら、「Uberは提携するタクシー会社に対し、定期的にアプリの利用データをまとめ、エリア別、時間別、時間帯別の需要動向を地図上に示したヒートマップを提供しています。このデータを活用することによって、どのエリアにどの時間帯に行けばより多くのお客さまがいるのか、もっと広い視点で理解することができるようになる」と一例を挙げます。
配車アプリを活用するタクシー会社ならびに利用者が増えることによって「常にリアルタイムで需要のあるところにタクシーを誘導できるようになり、全体の需給バランスが良くなる。それによって、お客さまがタクシーを待つ時間が短くなって、ドライバーがお客さまを探す時間も短くなる、といった双方のメリットが生まれていく。ドライバーの“働き方改革”にもつながっていくのではないかと思う」と声を大にします。
さらに、異業種との取り組みも打ち出しており、昨年、日本航空(JAL)と戦略的パートナーシップ契約を締結。「Uberと日本航空さまとの協働により、お客さまの空港までの移動、飛行機での移動、到着した先の空港から目的地までの移動などをシームレス(継ぎ目なく)につなぐサービスを提供していきたい」と展望を語ります。
そして、飛行機で行った国内外の出張先でのちょっとした食事や必要な物を「Uber Eats」でデリバリーできる、などの連携も視野に入れているそうで、山中さんは「我々のプラットフォームといろいろな企業さまをつなげることによって、そういったことができるようになるのは強みだと思う」と力を込めます。
最後に今後の展望について、「我々はテクノロジーの会社ですので、これからもテクノロジーの力を使って、利用者のみなさまとタクシー業界に付加価値を提供し、利用者さまとタクシー会社、そしてUberがWin-Win-Winとなるような成長を果たしていきたい」と言及。
また、「異業種とのコラボレーションもありますし、我々のなかでもいろいろなサービスを展開しているので、今後も利用者さまのさらなる利便性の向上を目指して、複数のサービスを1つのアプリに統合し、日常生活のなかでさまざまな便利さを提供するスーパーアプリになっていきたい」と思いを語りました。
次回2月26日(土)の放送は、マーターポート・インク、執行役員社長の蕭 敬和さんをゲストに迎え、お届けします。マーターポートのサービスや日本のIT企業とアメリカのベンチャーの違いについてなど、貴重な話が聴けるかも!? どうぞお楽しみに!
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聴取期限 2022年2月27日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:DIGITAL VORN Future Pix
放送日時:毎週土曜 20:00〜20:30
パーソナリティ:笹川友里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/podcasts/futurepix/

(左から)笹川友里、山中志郎さん
山中さんは、物流会社FedEx(フェデックス)でエンジニアとして勤務後、米・マサチューセッツ工科大学での研究助手を経て、戦略コンサルティング会社マッキンゼーに入社。その後Googleに移り、アメリカ本社でeコマース向け物流事業の立ち上げに従事。2019年11月にUberに入社後は、日本のモビリティ事業のオペレーション部門を指揮。2020年10月よりゼネラルマネージャーとしてモビリティ事業を統括しています。
◆世界2位と言われる日本の“タクシー市場”
Uber Japanは、フードデリバリーサービス「Uber Eats」をはじめ、山中さんが統括するモビリティ事業では、タクシー配車サービス「Uber Taxi」、さらには高級車でのプレミアムな配車サービス「Uber Black」を展開しています。
Uberといえば、アメリカや欧州、アジア各国では、ライドシェアサービスで大きく成長を遂げたものの、「日本では、ライドシェアではなくタクシー会社と提携して、アプリ配車サービスを提供するという戦略をとっている」と言います。
とはいえ、Uberでタクシー配車サービスを提供している国は30ヵ国以上で、「日本ならでは、日本だけというわけではない。日本は世界2位と言われる大きなタクシー市場があるので、Uberのグローバルのなかでも重要な市場の1つとされている」と語ります。
Uber Japanと提携するタクシー会社にとっては、「世界70ヵ国で配車事業を展開していて、世界最高水準の技術やマッチングアルゴリズムなどに非常に自信を持っている」と胸を張ります。また、利用者にとってのメリットは「我々がビジネスを展開している世界70ヵ国で、まったく同じアプリが世界中でそのまま利用できるのは大きな特徴だと思う」と話します。
現在はコロナ禍で海外への行き来は容易ではありませんが、「日本から知らない国や街に行っても、Uberが利用できるところであれば、日本でいつも利用しているアプリを使って安全・安心に移動することができる。同様のことがインバウンドの需要にも言えて、海外から日本に来られた方が、空港で最初に開けるアプリの1つだと考えられている」と言います。
Uberのプラットフォームは、ドライバーと利用者が相互に評価する仕組みとなっています。その理由については、「プラットフォームとして成立するためには、サービスを提供してくれるドライバーの方はとても大切ですし、お客さまも大切。両方を大切にしないと、このサービスは成り立っていかないので、相互評価という形にしている」と説明。
山中さんによると、日本におけるタクシー利用のうち、アプリ配車サービスの利用率はおよそ5%だそうで、「近年、(利用率は)上がってきているが、それでもほかの国に比べると、まだかなり低い状態です。とはいえ、特に大都市圏で勢いを感じていて、これから急成長していく段階だと考えている」と手応えを語りました。
◆好循環を生むモビリティの未来
デジタル技術の導入によって「タクシー業界はさらに進化していく」と山中さん。なぜなら、「Uberは提携するタクシー会社に対し、定期的にアプリの利用データをまとめ、エリア別、時間別、時間帯別の需要動向を地図上に示したヒートマップを提供しています。このデータを活用することによって、どのエリアにどの時間帯に行けばより多くのお客さまがいるのか、もっと広い視点で理解することができるようになる」と一例を挙げます。
配車アプリを活用するタクシー会社ならびに利用者が増えることによって「常にリアルタイムで需要のあるところにタクシーを誘導できるようになり、全体の需給バランスが良くなる。それによって、お客さまがタクシーを待つ時間が短くなって、ドライバーがお客さまを探す時間も短くなる、といった双方のメリットが生まれていく。ドライバーの“働き方改革”にもつながっていくのではないかと思う」と声を大にします。
さらに、異業種との取り組みも打ち出しており、昨年、日本航空(JAL)と戦略的パートナーシップ契約を締結。「Uberと日本航空さまとの協働により、お客さまの空港までの移動、飛行機での移動、到着した先の空港から目的地までの移動などをシームレス(継ぎ目なく)につなぐサービスを提供していきたい」と展望を語ります。
そして、飛行機で行った国内外の出張先でのちょっとした食事や必要な物を「Uber Eats」でデリバリーできる、などの連携も視野に入れているそうで、山中さんは「我々のプラットフォームといろいろな企業さまをつなげることによって、そういったことができるようになるのは強みだと思う」と力を込めます。
最後に今後の展望について、「我々はテクノロジーの会社ですので、これからもテクノロジーの力を使って、利用者のみなさまとタクシー業界に付加価値を提供し、利用者さまとタクシー会社、そしてUberがWin-Win-Winとなるような成長を果たしていきたい」と言及。
また、「異業種とのコラボレーションもありますし、我々のなかでもいろいろなサービスを展開しているので、今後も利用者さまのさらなる利便性の向上を目指して、複数のサービスを1つのアプリに統合し、日常生活のなかでさまざまな便利さを提供するスーパーアプリになっていきたい」と思いを語りました。
次回2月26日(土)の放送は、マーターポート・インク、執行役員社長の蕭 敬和さんをゲストに迎え、お届けします。マーターポートのサービスや日本のIT企業とアメリカのベンチャーの違いについてなど、貴重な話が聴けるかも!? どうぞお楽しみに!
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聴取期限 2022年2月27日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:DIGITAL VORN Future Pix
放送日時:毎週土曜 20:00〜20:30
パーソナリティ:笹川友里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/podcasts/futurepix/
