五輪開幕式で不適切映像の韓国テレビ局「当該国の国民と視聴者たちに謝罪する」

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韓国の民放テレビ局MBCが7月23日の2020東京オリンピック開幕式中継において、他国を紹介する際に流した字幕と写真に関して謝罪した。

そもそもMBCは7月23日の2020東京オリンピック開幕式の生中継の際、各国選手団が入場する場面で外交的欠礼を犯していた。

ウクライナ選手団の入場の際は、原発事故で廃墟となったチェルノブイリの写真を、ルーマニア選手団の登場には映画『ドラキュラの』写真を、エルサルバドル選手団の際はビットコインの写真を使っており、不適切だという批判を受けた。またハイチ紹介の際は「大統領暗殺で政局は霧の中」と紹介した。

【写真】韓国MBCが東京五輪開会式中継で大炎上…ウクライナ選手団紹介時にチェルノブイリ原発の写真を使用

(写真=MBC放送画面キャプチャー)

これが非難の的となり、7月24日午前、MBCは公式文を通じて「該当国家の国民と視聴者の皆様に謝罪する」と謝罪した。

続いて「問題の映像と字幕は、開会式に国別に入場する選手団を短時間で簡単に紹介しようという意図で用意したが、当事国に対する配慮と悩みが不足し、検収過程も不十分だった」と説明した。

MBCは「MBCは五輪中継で発生した今回の事案の深刻性を認識し、映像資料の選別と字幕整理および検収過程全般について徹底的に調査した後、その結果によって厳正な後続措置を取る」とし「さらにスポーツ番組制作システムを根本的に再点検し、類似の事故が再び発生しないようにする」と再発防止を強調した。