手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「防災FRONT LINE」。6月26日(土)の放送では、東京都建設局 河川部 防災課長の塚田晃平さんに、「東京都水防チャンネル」について伺いました。


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梅雨入りした関東では、6月16日(水)に東京・中野区などを流れる妙正寺川で氾濫危険情報が出るなど、不安定な天気が続きました。

河川の監視カメラ映像をリアルタイムで確認できる「東京都水防チャンネル」について、塚田さんは「YouTubeを活用して、これまで公開してきた静止画による河川を動画で配信していこうという取り組み」と説明。「都民のみなさんには、ぜひ映像を観ることで、台風が近づいてきたときに川の近くに見に行かないようにする狙いです。増水時に川の近くに行くのは大変に危険なので、携帯電話やパソコンを通して河川の様子を確認して、速やかな避難につなげてほしい」と言います。

塚田さんのお話にもありましたが、東京都ではこれまでも5分ごとに更新される河川カメラの静止画を、東京都のWebサイトで公開してきました。

しかし、一昨年の台風19号で、あきる野市の秋川などが氾濫したため、河川の状況をよりリアルタイムで把握できるような環境整備を進めてきました。今後、河川の監視カメラ映像を増やしていく予定で、6月末までに58ヵ所、今年度中に78ヵ所まで公開数を広げていくということです。

そんななか、気象庁は6月17日(木)から、線状降水帯による大雨が確認された場合に、土砂災害や洪水の危険性が急激に高まったことを知らせる「顕著な大雨に関する情報」の運用を始めました。ただ、線状降水帯の予測は、十分ではないため、あくまで情報として私たちに知らせます。

この情報が発表されたときには、すでに屋外への避難が難しい状況になっていることも予想されます。さらに、過去の災害で検証すると、情報が発表される条件でなくても被害が出ていたケースもあるということです。

このため、気象庁では、市町村からの避難情報や気象庁のWebサイトで確認できる危険度分布、河川の水位情報などをもとに早めの避難を心がけてほしいとしています。

このようなときに、「東京都水防チャンネル」が役に立ちそうですよね。今後、新たに河川監視カメラの映像を公開した場合は、随時、水防災総合情報システムのお知らせや東京都水防Twitterでお知らせするということです。河川の近くにお住いの方は、特にチェックしてくださいね。 

<番組概要>
番組名:防災FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25〜8:30
パーソナリティ:手島千尋
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/bousai/