日本を参考にせよ・・・高齢化よりも少子化こそ「真の危機」だ=中国メディア
記事は、11日に発表された中国の第7次国勢調査(全国人口普査)の結果について、高齢化の加速による危機を憂慮する声が出たとした上で「すでに深刻な少子高齢化状態となっている日本を観察すると、実は問題は高齢化ではなく、少子化こそ本当の危機であることに気づくのだ」とした。
一方で、少子化によって生じる経済問題の解決という点では、日本政府の取り組みは明らかに「力不足」だと指摘。これまでに特に高齢者を中心として消費刺激政策を講じてきたものの、高齢者は若い世代ほど購買意欲がなく、銀行に預金することを好む傾向があるために消費が期待するほど伸びていないとした。そして「この点について言えば、少子化問題を十分に解決してこそ初めて、消費を促すことができるのだ」と論じている。
記事は、戦後日本の発展の足跡をたどれば高齢化は自然の流れであることが分かると紹介。1940年代には52歳だった平均寿命が2019年には30年以上長い84歳にまで伸びたことを考えれば、高齢化は社会の進歩、医療の進歩の必然的結果だと言えるとした。その上で、社会の発展、価値観の多様化に伴って生じる少子化については「国の発展の足を引っ張る重要な要素であり、われわれは真剣に危機に対応しなければならないのだ」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
