自動車分野で中国は日本にまだまだ及ばないというのは、自他ともに認めていることだ。しかし、これは民間の自動車に限った話で、軍用車となると話は別のようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 自動車分野で中国は日本にまだまだ及ばないというのは、自他ともに認めていることだ。しかし、これは民間の自動車に限った話で、軍用車となると話は別のようだ。中国メディアの百家号はこのほど、日本、米国、中国の軍用車を比較すると中国の実力がよく分かるとする記事を掲載した。

 記事がまず紹介したのは、米国の軍用車「ハンヴィー」だ。どんな地形でも力強い動力を保持して走行することができ、強力な武器システムを装備できて、様々な危険な場所で任務に就く米軍のニーズに合った軍用車だと称賛した。

 続いて日本の軍用車について、「完全に日本オリジナル」だと紹介。複数の関連企業が共同開発しており、設計は米軍の「ハンヴィー」を参考にしているものの、その実力は決して侮れないと高く評価している。

 最後に紹介したのは、中国の軍用車「東風猛士」だ。記事は、中国の自動車産業はスタートが遅く、基礎があまりしっかりとしていないと認めつつも、「これは高性能な軍用車がないことを意味しているわけではない」と主張。「東風猛士」は、その外観を見ても防御性能やオフロード走行性能が高いことがよく分かり、操作性も抜群だとしている。それで「軍用車では日米を超えたと言っても過言ではない」と主張した。

 中国の「東風猛士」は、民間用もリリースしているが売れ行きはあまり良くないようだ。これは、「知名度が低く、価格が高いため」と記事は弁明。「中国はこのような優秀なSUV車を生産できるということをもっと知らしめるべきだ」と論じ、将来的には世界中で大人気になるだろうと結んだ。どんな根拠でこのような楽観的な見方を示しているのかは不明だが、現実はそんなに甘くはないのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)