NTTのRPAツール、従量課金制で狙う市場
ウィンアクターは12年にNTTグループ内で利用を始めた。決裁や旅費精算作業におけるチェック作業の自動化や、検索作業、検索結果の書き取り作業の自動化など、現在グループ全体で850プロセスに導入。現場で働く社員の働き方改革につながるシステムとして機能している。これに改良を重ね、14年に外部企業への販売に乗り出した。プログラミングなどの専門知識がなくても扱えるため、金融機関やメーカーなどから多く利用されている。
ウィンアクターの利用企業数は現在3800社で、国内シェアは約35%。NTTの島田明副社長は「NTTグループで使いながら育ててきた。日本のビジネスにマッチする設計となっている」と力を込める。
全国10カ所にRPAのトレーニングセンターも設け、利用者への手厚い研修体制を敷いている。新サービス投入で利用者の間口も広げ、新規顧客の獲得に力を注いでいる。(文=大城蕗子)
