ユベントスFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

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Kリーグ選抜戦でロナウドが欠場、韓国ファンが怒り露わで大騒動へ発展

 ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、7月26日に韓国で行われたKリーグ選抜戦を欠場して大騒動へと発展しているなか、英メディアは「たった90分間で、ロナウド愛好家からアンチロナウドへ。こんな風になるなんて残念だ」と驚きをもって伝えている。

 アジアツアーを慣行したユベントスは、シンガポール、中国を経て、最後に韓国を訪問。しかし、ユベントスの到着が遅れてキックオフが1時間近くずれたうえ、エースFWロナウドはベンチに座ったまま出場せず、韓国ファンが怒りを滲ませている。

 さらに試合から数日を経て、主催者とユベントスの間でロナウドの45分出場契約が結ばれていたと伝えられており、韓国のソウル警視庁も調査に乗り出しているなか、ロナウドも詐欺容疑で告発されたという。

 韓国内では怒りが増幅しているなか、海外メディアは驚きを隠せないようだ。英メディア「GIVE ME SPORT」の公式ツイッターは「たった90分間で、ロナウド愛好家からアンチロナウドへ。こんな風になるなんて残念だ」と言及。さらに記事では「“嘘つき”――韓国ファンはロナウドへの尊敬をすべて失った」との見出しで報じた。

「ユベントスとKリーグ選抜の一戦でロナウドが欠場し、その落胆はかなり大きい。ポルトガルのスターが出場せず、ファンを激怒させた」

 またファンによる集団訴訟へと発展しており、路上で抗議する動画も公開されている。「彼らはロナウドを『嘘つき』と言って、顔のプラカードを持っている。他の人は、『指名手配』『有罪』という言葉を添えて、ロナウドの悪名高い像を見せている」と伝えた。

 今回の騒動は次々と新情報が舞い込んでおり、いまだに収束の気配が見えない。記事は「この不幸な出来事により、ロナウドは韓国で多くのファンを失ったようだ」と締めくくられているが、今後の動向にも注目が集まる。(Football ZONE web編集部)